おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
わが家は築3年のマンション住まい。最近のマンションはよく考えられているなぁと便利に感じるところもあれば、ここはどうなの?と苦々しく思うところも。
今日は苦々しく思うことのひとつ、洗面所のリネン庫の扉の不満を解消した方法をご紹介します。
■洗面所のリネン庫の扉、上下分かれた扉が危険!
空いている床面積1.5㎡弱(江戸間1畳分)の、狭い洗面所に造りつけられているリネン庫。子どもの衣類や大人の下着やパジャマをしまうなど、収納量があって重宝しているのですが、
>小さい子どもでも自分で身支度できる! 洗面所収納3つのポイント紹介
家族にとって危険な難所でもありました。
それは上部扉。扉を開けたまま、しゃがんで下段で作業するときに、扉下の角にぶつかりそうになるのです。実際しゃがんで洗濯物をしまっていたとき、勢いよく立ち上がり、鼻をぶつけて結構なけがをしてしまったこともありました。
当時は扉が2つに分かれている便利さも感じていて、「私さえ気をつけていれば大丈夫」と気合いで乗り切ることに。そのうちに子どもたちの背が伸びてきて、あるとき、扉の角があわや目に!と怖い思いをし、すぐに扉を外すことにしました。
■扉外しは電動ドライバーで数分!扉の処遇は時間をおいて
扉は3カ所ねじ止めされているだけなので、電動ドライバーを使えばものの数分の作業。扉自体に重量があるので、ひとりが支えて、もう一人がドリルで作業と、2人で作業したほうが安全でした。
外した扉は、私は“捨てる派”なのですが、夫は「いつか使うかもしれないし」と“置いておきたい派”。すぐには歩み寄れなさそうなので、時間をおくことにしました。幸い高さがないので、しまう場所はさほど選ばず、クローゼットの奥に立てかけています。取り付けねじはなくさないように、まとめて入れた袋をマスキングテープで貼りつけて、一緒にしまっています。
■オープンシェルフはワンアクションで出し入れスムーズ
リネン庫がオープンシェルフになると、「扉に気をつけなくては」と緊張せずにすみ、快適さがアップ。加えて扉を開け閉めする手間もなくなり、中にしまっているパジャマや下着も出し入れしやすくなりました。
ただ、そのままだと気になるのは、見ため。わが家の洗面所はリビングダイニングに隣接していて、扉を開けておくとリネン庫が丸見えになります。これまでは気にならなかったのに、100均の透明プラスチックボックスが急に不快に感じるようになりました。
カーテンをつけようかとも思いましたが、管理と開け閉めの手間が増えるので、収納用品を変えることに。棚色にもなじむ無印ソフトボックスとファイルボックスで、目にもスッキリが実現できました。
洗面所なのに、湿気は大丈夫?と思われるかもしれません。わが家の場合は、浴室乾燥を毎日使うことと、さほど気にならない性質ということもあり(笑)、安心と便利さが上回っています。
扉を外して数日は、「中が丸見え=扉が開いていて危険!」というセンサーが働き、ドキッとすること多数。改めて緊張感を持って過ごしていたことを自覚しました。扉ひとつ外しただけで、こんなにリラックスできるとは!と驚きです。
大阪府北部地震でも痛感した「家が安全」であることの価値。家族にとって安全が二の次になっている場所がないかチェックしたいと思います。
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
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