朝食づくり「頑張らないとできない」から「無理しない」仕組みづくりへ

おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。

朝は、一日の始まり。しっかりと朝食をとって、気分良く家を出たい・家族を送り出したい。ですが、実際には、なかなか朝食を食べない家族にイライラしたり、寝坊して朝食の準備が間に合わず慌てたり……。どうしたら、楽になるのか? 自分にちょうどよい朝食づくりについて考えてみました。

■“高すぎる理想”と、“できない自分”

朝は和食!!みそ汁と、ちょっとしたおかず、家族がすぐに食べられるようにおにぎりも作りたい!!

朝食づくり「頑張らないとできない」から「無理しない」仕組みづくりへ

ですが、なかなかできないのです。たまにできても、洗い物まで手が回らず、シンクを山盛りにしたまま家を出ることに……。その結果、疲れて家に帰ってきて、山盛りの洗い物を見てイライラする。イライラが朝から夕方に移行しただけ。できない自分にガッカリしてしまいます。

ですが、あるとき「低血圧なのに、早起きをしてすべて朝やろうと思うのが、そもそも違うのでは?」と思うようになりました。

自分に合わない方法をやろうとして、できないと落ち込むなんて、要らぬ自己嫌悪です。

■「どんなことなら、できる?」、自分に合った方法さがし

「どんな方法なら、できる?」「無理がない?」と考えるようになりました。
私は、毎日コツコツと続けることは苦手ですが、短期集中は得意です。朝食の準備も、時間があるときにまとめて作るのなら苦ではない。そこで、休日にみそ汁用の具をまとめて切って、冷凍することにしました。

朝は、だしパックと、冷凍しておいたみそ汁の具を鍋に入れて、あとはみそを入れるだけ。みそも、こしたりはしません。専用のマドラー(ダイソーの「みそ汁達人」)でまぜるだけ。みそ汁づくりに使う時間は、ほんの2~3分です。

朝食づくり「頑張らないとできない」から「無理しない」仕組みづくりへ

みそ汁の具をまとめて切って冷凍することで、みそ汁は具だくさんとなりました。具だくさんのみそ汁があるので、おかずは納豆や卵、しらす、めかぶなどがあれば充分。

朝食づくり「頑張らないとできない」から「無理しない」仕組みづくりへ

意外と手間がかかるおにぎりも廃止にしました。

■「できなくてもOK!対策」も考える

冷凍みそ汁の具セットを作ったことで、朝食づくりは劇的に楽になりました。朝から、包丁やまな板を使わないので、洗い物も減りました。それでも、炊飯の予約を忘れることや起きられない朝があります。

そんなときも、「できなくてもOK!対策」があれば慌てなくて済みます。

朝食づくり「頑張らないとできない」から「無理しない」仕組みづくりへ

冷蔵庫の中に、シリアルと牛乳をセットして入れておくことにしました。子どもが部活などで早く家を出なくてはいけないときも、自分で出してサッと食べて出かけます。冷蔵庫にいつでも見える状態にしてあるので、買い忘れることもありません。

無理して頑張るのではなく、自分にできる方法に切り替えたことや、できなかったときの備えをしたことで、自分にちょうどよい仕組みが作れ、とても楽になりました。

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ライフオーガナイザー 佐藤美香
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