家計管理を節約モードにシフトしたい! 今の自分に合うやり方を見つける手順とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。

実現したいことがあり、少し節約モードな家計管理を始めたわが家。それに伴い、これまで「これ最高!!」と思っていた家計の把握方法も、なんだかしっくりこなくなりました。

実際に、「なんか違う…」と感じてから、新しい家計の把握方法に移行するまでにやったことを2回にわたってご紹介します。

■「なんか違う…」を言葉にしてみる

これまでは、1カ月分のレシートを保管しておき、月に一度まとめて集計をしていました。知りたい情報はわかるし、手間も少なくて満足していました。
>>>レシートで家計を管理!“めんどくさい”とうまく付き合う3つのポイント

レシートで家計を管理!“めんどくさい”とうまく付き合う3つのポイント

今は、これまでと比べると少しタイトな予算設定をしているので、できれば予算の残高を“リアルタイムで”把握しておきたい。けれど、これまでの月に一度の集計ではリアルタイムで把握することはできません。

これまでのやり方が「なんか違う…」と感じたのは、「自分の知りたいこと(リアルタイムな予算残高)がわからないから」でした。漠然とした不満を具体的に言葉にすることで、見直しポイントがハッキリしました。

■まずは小さな変更を試してみる

見直しポイントがわかったので、まずは、これまでと同じ方法で、レシートの集計頻度をあげてみることにしました。

集計したレシートはクリップ留めして、合計金額を記入することにしたのですが、集計するたびにクリップを外して、レシートをまとめて、付箋の合計金額を書き換えて・・・・・・の手間が面倒に感じました。

家計管理を節約モードにシフトしたい! 今の自分に合うやり方を見つける手順とは?

また、費目ごとにレシートをボックスに分けて入れていたので、それぞれのボックスを開けないと費目ごとの残高がわからないのも不便でした。

これまでのやり方をベースにしたほうが変更の手間は少ないけれど、それでは自分が満足できそうにない……。そこで、これまでのやり方を一旦リセットして、まったく違う方法を取り入れることに決めました。

■要望を自分にじっくりヒアリングしてみる

リセットすると決めたら、「どんなことが知りたいのか」「どんなことがしたいか・したくないか」を自分にヒアリングします。

そこで出てきたものは、
最優先事項
・リアルタイムで各費目の予算残高が一覧でわかる
その他の要望
・その月の費目ごと・収支全体の結果が一覧でわかる
・手間はかけたくない
・毎月やること(口座振込や振替など)を管理したい
・クレジットカードの利用状況も管理したい
・自分のおこづかい管理もしたい

というものでした。

家計管理を節約モードにシフトしたい! 今の自分に合うやり方を見つける手順とは?

要望が全部出てくると、自分にとって「必要な情報」と「必要ではない情報」がわかるし、頭の中も整理できます。試してみたい形も見えてきました。

まずは、自分の頭の中を書き出してみる。
そのひと手間をかけることが、自分の満足いくやり方を見つける近道だと再確認しました。

次回は、実際に家計をどんな形で把握することにしたのかをご紹介しますね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

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ライフオーガナイザー 長谷部敦子
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