おはようございます。
ライフオーガナイザーの前田梨絵です。
子どもの頃、押入れに入って遊んだ経験ってありませんか? 子どもって、狭い空間が本当に大好き。大人でも“秘密基地”とか“隠れ家”ってなんだかワクワクしますよね。
片づけ収納ドットコムでも、“秘密基地”をキーワードに息子さんたちのスペースを整えたライフオーガナイザー、中村佳子さん宅の記事が大好評でした!
・初めてのキッズスペース!押入れをおもちゃ収納におすすめする3つの理由
・子どもが自分で片づけられる部屋づくり(前編)|(中編)|(後編)
子ども部屋には押入れはないものの、クローゼットを秘密基地風ベッドに大変身させたわが家の実例と作り方をご紹介します。
■ ステップ1:クローゼットの中のものを全部出す
2階の子ども部屋にはちゃんとベッドもあるのに、なかなかひとりで寝られない小学4年生の息子。結局子ども部屋といってもほとんど使っていないのが現状でした。
そこにある1畳弱のクローゼットにも、たまにしか使わないおもちゃや、シーズンオフの子ども服、思い出ボックスなどが入っているだけだったので、子ども部屋を活用させるには……と思いついたのが、クローゼットの秘密基地風ベッドでした。
まずは、入っているものを全部出していきます。いざ寝るとなると、ほこりっぽいのは体にも悪いので、掃除もしっかりとしておきます。
入っていたものは、この機会にオーガナイズするのもよし、すぐには難しい場合は、一旦別の場所へ移動させておきます。ちなみに、私も一旦部屋の隅に移動させました。
子どものお片づけに関する記事はこちら:
・1時間でできる!自宅オーガナイズ〜「そっか!だから片づけるんだ!」忘れものがなくなる小学生の片づけのコツ
・1時間でできる!自宅オーガナイズ~実験!ホントのところ、子どもは1時間でどのくらい片づけられる?
■ステップ2:最低限必要なものを配置する
次に寝るために最低限必要なものを置いていきます。作ってみたものの、実際に子どもが気に入るかどうかはわからないので(笑)、とりあえずは家にあるもので作っていきます。
扉を閉めてみると秘密基地感が増します。
・敷布団の代わりにキャンプでいつも使っている「イケア」のマットレス
1畳弱の広さのクローゼットのなので、シングルサイズの布団は入りませんでした。代わりに、IKEAの折りたたみ式ジムマット、「PLUFSIG ペルフスィッグ」を採用。通気性をよくするために、あればすのこなどを敷いておくと良さそうです。
・ヘッドボード代わりにワイン箱
寝ているときに頭にものが落ちてくる恐れがあるので、あまり重たいものは置かないように注意が必要です。
・ベッドパッド代わりにこたつ用のカーペット
シーツやタオルケットでもいいのですが、暖かそうだったのでこちらを使いました。
■ステップ3:あったら嬉しい!を配置する
最後に、子どもがワクワクするような、喜びそうなものを置いていきます。あまりたくさん置きすぎて、遊んで眠れなくなるといけないので、ほどほどに。
・好きなYouTuberの写真
・フリーマーケットで自分で買ったお気に入りのキャラクターのぬいぐるみ
・光るおもちゃ
・ハンディ扇風機
・本
・目覚まし時計 etc
あり合わせで作った秘密基地風ベッドですが、予想以上に子どもは気に入ってくれて、今まで自分のベッドで怖くてひとりで寝られなかったのが、「今日はどっちで寝ようかな〜」と言い始めたくらいです。
実際、秘密基地風ベッドで寝るときは、自分で目覚まし時計をセットし、扉も全部ぴったりと閉めて(笑)寝ているので驚きです。
さらに!クローゼットの中の壁紙を暗闇で光るタイプのものに張り替えようと計画中です。参考になれば嬉しいです。
子ども部屋のベッドまわりのアイデアはこちら:
・ひとりで寝られる子ども部屋が目標! 子どもの“好き”を知るには「画像」を使おう
・ベッドはどうする? 3人でシェアする子ども部屋
・2段ベッドは子どもの寝る場所? いいえ、“おもちゃの寝る場所”にしたっていいんです
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 前田梨絵
HP : 壁紙から始める新しい暮らし