おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
プライベートでも仕事でも、出かけるときにバッグが重すぎると、翌日、体の節々が痛くなるアラフィフです。そのため、持ち歩く荷物はなるべく少なくしたいのですが、多少は“万が一”にも備えておきたい……。
今回は、「荷物を減らしつつ、最低限の“万が一”に備えたい」わたしのバッグの中身を公開します!
■1 プライベートで近場:最小限の荷物+最低限の“万が一”対策
ふだんプライベートで「ちょっとそこまで」出かけるときに持ち歩くものは、財布とスマートフォン、自宅のカギとハンカチです。
うっかり者のわたしにとって、平時の“万が一”とは“忘れ物”のこと。そのため、スマホカバーの中にお札を忍ばせ、財布を忘れても現金を使えるようにしたり、財布の中に主要な連絡先を記したメモを忍ばせ、スマホを忘れても電話できるようにしたりしています。
キーホルダーには自宅と自転車の鍵のほか、有事の“万が一”に備えて、モバイルライトとホイッスル、日頃からよく道に迷うのでミニ方位磁石も付けています。
■2 仕事で近場:最小限の荷物+仕事で使うものの“万が一”対策
仕事で「ちょっとそこまで」出かけるときは、先述の「1」に加えて、ノートとペンケース兼コスメポーチ、モバイルバッテリー、名刺入れ、水を持ち歩きます。
ペンケースとコスメポーチが一体化している理由は、別々にするとどちらかを忘れる可能性が高いからです。ポーチの中に入っている文具系アイテムは、ボールペン・フリクションペン・折りたたみ式ハサミ・定規。コスメ系アイテムは、リップクリーム・口紅・ハンドクリーム・ヘアブラシ・綿棒・携帯歯ブラシ・ヘアゴム・安全ピン。
実は、名刺入れも結構な頻度で忘れるため、財布には常に3枚の名刺を忍ばせています。名刺入れを忘れても、財布さえあれば先着3名様まで名刺交換が可能です。
■3 災害発生時:最優先したいことから考えた防災ポーチの中身
さらに最近、プライベートや仕事で「ちょっと遠くまで」出かけるときには、「1」と「2」に加えて、防災ポーチも持ち歩くようになりました。
そのきっかけになったのが、会田さんの記事です:
>>>災害は家にいるときに起こるとは限りません!防災ポーチ&スマホで「もしも」に備えよう
記事を読んで防災ポーチについて調べてみたら、あれもこれも必要に思えてきたものの、あれもこれも持ち歩くとポーチがとっても重くなります。けれども、重すぎると持ち歩くのがイヤになって、結局、家に置いていってしまうのです。
そこで改めて、発災時、自分自身に起こりうる状況について考えてみたところ、
● 仕事柄、お客様宅など行ったことのない場所にいる可能性がある
● 保育園まで子どもを迎えに行く必要がある
● けれども東京の地理に疎いため、道に迷う可能性が高い
災害発生時の状況にもよりますが、わたしが最優先したいことは「子どもを連れて帰宅すること」。それを踏まえて見直した防災ポーチがこちらです。
都内の地図と路線図(スマートフォンの電池が切れて地図アプリが使えないときに、キーホルダーについている方位磁石と合わせて活用)、小銭(財布に入れたメモを見ながら、公衆電話から連絡)、お菓子(ふだんから携帯している水とあわせて非常食に)、ビニール袋(雨具としても、防寒具としても便利。しかも軽くて薄い)のほか、マスクやティッシュ、ウェットティッシュといった平時にも使えるものを入れています。
これらすべてを収めた防災ポーチの重さを測ってみたら、234グラムでした。このくらいなら、重いバッグが苦手なわたしでも持ち歩こうかなという気持ちになれます。
今回ご紹介したのは、「荷物を減らしつつ、最低限の“万が一”に備えたい」わたしのバッグの中身、でした。ぜ〜んぶ持ち歩いたら、こうなります。
自宅でのものの持ち方と同じで、バッグに入れて持ち歩きたいものも、その人の環境や価値観によって様々です。みなさんはバッグの中に、どんなものを入れていますか? どんなことに備えていますか?
こちらのライフオーガナイザー達のバッグの中身も参考にしてみてくださいね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に