おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
寒い冬に家族で一緒に寝ているとき、気がつくと布団がなくて寒さで目が覚めたり、誰かの寝相の悪さで起きてしまったりと、何かとストレスを感じませんか? そんな悩みが、ベッドカバーを1枚掛けるだけで解消! やってみてわかった、3つのメリットをご紹介します。
■そもそもベッドカバー/ベッドスプレッドってどう使うの?
ベッドカバーには、汚れ防止や見た目を整えるために掛けるものや、羽毛インナーが入っていて掛け布団兼カバーの役割をするものがあります。
この冬、わが家が取り入れたのは、羽毛が入っていないシンプルなカバー。これを掛け布団の上から掛け、端をマットレスの下に巻き込んでベッドメイクをしています。寝るときもカバーを外さずに少しめくって中に入り、掛けたままで寝ていますが、これが大成功!メリットがたくさんありました。
■メリット①布団のずり落ちを防いで朝まで安眠できる!
クイーンサイズのベッドに3人で寝ているわが家は、掛け布団も1枚です。
これで困るのが、お互いの体感温度の違いと寝相。私は寒がり、一方の夫と娘は暑がりで、寝相もワイルド。冬の最大のストレスは、気づくと布団がなくなっていて、夜中に何度も目が醒めることでした。犯人は寝ながら布団を抱き込む癖がある夫。巻き込んだ挙句に暑がりなので、無意識に布団を床に落としているのです(汗)。
そこで思い出したのが、ホテルに多いデュベスタイルと呼ばれるベッドメイキング方法。カバーの中にデュベ(羽毛インナー)が入っていて、カバーごとマットレスの下に巻き込み整えられたものです。寝るときは、少しカバーを引き出して中に入りますが、足元を巻き込んだままにしておくと、寝ている間に落ちてしまうこともありません。
このイメージで、大判のベッドカバーで掛け布団を覆い、カバーごとマットレスの下に巻き込んで寝てみたところ大成功!いくら暴れても足元が留められているので、多少動いても布団がずれ落ちてしまうことがなくなりました!
おかげでカバーを使い始めてからは、朝まで一度も起きずに寝られてびっくり(笑)。布団を奪い合う動きがなくなった分、こころなしか二人のワイルドな寝相も少し落ち着いたようで、大きな動きで目を覚ます回数もぐっと減り、夜中に何度も起きていたストレスから解放されました!
ベッドカバーは便利なH&M ホームのオンラインストアで購入。ベッド文化の海外ブランドの方が種類も豊富で、シンプルでおしゃれなものが見つかりやすい気がします。
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■メリット②真冬でも寒くない!
例年は真冬になるとさすがに寒くて毛布を使うこともありましたが、ベッドカバーを使っている今年は、毛布なしでもまったく寒くありませんでした。
少し前「毛布は、掛け布団の上にかける方が暖かい」という新しい毛布の掛け方が話題になったのをご存知ですか? 羽毛布団の場合、人の体温を感知して膨らんで保温性が高まるので、直接体に触れた方がよく、毛布はその温まった空気が逃げないように、羽毛布団の上から掛ける方がより暖かい、という考え方でした。ベッドカバーを羽毛布団の上に掛けたまま寝ることで、似たような効果が出ているのかもしれません。
以前より布団に入ってから暖かくなるまでがとても早く、暖かさもこれまで感じたことがないくらいです。さらに、カバーの長さがある分暖かさが逃げにくくなっているのか、多少布団をずらされても、肩も出ず、すぐに冷たさを感じることもなくなりました。
■メリット③1枚で整った印象に!来客中も安心
普段の利用目的はあくまでずれ防止なので、ビシッと整えることはほとんどありません。でもいざとなればそろそろ買い替えどきのくたくたシーツもシワシワ枕も見事に隠せるので、ものすごく助かっています(笑)。カバーなしと比べれば、その違いは歴然!子どもが小さいと来客中でもばっと開けて出入りして、気恥ずかしい思いをしていましたが、これからは隠せる1枚があるので、もう安心です。
実はこのベッドカバー、海外やホテルライクなベッドメイキングに憧れていた私にとっては、かなり前から気になる存在でした。「ベッドカバーは寝る前に外すもの」という声や、「夏はベッドカバーだけで寝る」という声もあり、調べてみても、その正しい使い方がイマイチわからず、ザ・日本人な私には、ずっと手を出しにくいアイテムでした(汗)。
でも、正しさより「自分たちが暮らしやすく使えばいいじゃない」と割り切って、取り入れてみるといいことづくし。こんなことなら、もっと早く使ってみれば良かったですね。
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ライフオーガナイザー都築クレア
ブログ:クレアの観察日誌「少し毒があります。」