おはようございます。
ライフオーガナイザーの長谷部敦子です。
もうすぐ春!新しいことをはじめたり、生活を見直したりするために、いろいろと計画を練っている方も多いのではでしょうか。
私も新生活に向けて、いつも以上に計画に向き合っている最中です。
計画することが大好きな割に、実行力は低めな私。大きな声では言えませんが、これまで数多くの“計画倒れ”を経験してきました。今回は、そんななかで気づいた、計画倒れの理由とその対策をご紹介します。
■見込み違いは記録を取って修正する
計画を立てることが窮屈に感じる人もいるかもしれませんが、私にとって“計画”は欠かせないもの。計画という行動の目印があることで、「自分が今、何をすればいいのか」に迷わずに済むので、安心できます。
計画には、かかる時間を見込んで予定に組み込むことが必要になりますよね。私の場合、その見込みが甘いことが、計画倒れの原因となることも多いです。
「不調だな」と感じるときには、インターネットで「無料 バーチカル A4」と検索して、テンプレートを印刷。1週間の自分の動きをこまかく記録することで、自分の“見込み”と現実のズレを修正するようにしています。
先日も久しぶりにやってみたら、ズレがあちこちに(汗)。自分の感覚がいかにアテにならないかを実感しました。
■遅れを取り戻す時間を確保する
イレギュラーな予定が入ったり、自分が体調を崩したり・・・・・・計画どおりに進まないことはよくあります。
少しでも計画に遅れが出ると、なかなかその遅れを取り戻すことができずにいました。月初に遅れが出ちゃうと、もう最悪!モチベーションもダダ下がりで、計画倒れに一直線です。
今は、予定を入れない時間を意識的に確保するように。遅れを取り戻したり、インプットの時間に充てたりできるようになってきました。この時間のおかげで、計画に追われている感が減り、気持ちの余裕が生まれて、結果的に実行力もアップしてきているように感じます。
計画が思いどおりに進んでいないときは、子どもと遊んでいるときも心ここにあらずになってしまうこともありましたが、遅れを取り戻す時間があることで、子どもとの時間に集中できるのもうれしい効果です。
■数値化してボリュームを把握する
感覚派の私にとって、「1カ月にどれだけのことができるのか」を判断することは難しく感じます。そこで、数値化することで「計画のボリュームが妥当か?」を確認するようにしています。
まずは、その月に自分が動ける時間を洗い出します。このタイミングで、予定を入れない時間をブロックして、その時間は省いておきます。
次に、やりたいことを書き出して、それぞれにかかる見込みの時間を書き加えます。
「動ける時間」と「やりたいことにかかる時間」が具体的に把握できるので、あれもこれもとやりたいことを欲張りたくなる私も、厳選せざるを得ない状況に。計画を立てるたびに選ぶことを繰り返すので、自分にとって必要なことや大切にしたいことを選ぶ精度も上がりやすいです。
「計画倒れ」はそのままで終わらせたら“失敗”かもしれません。けれど、そこから改善点を得られれば、それは“失敗”ではなくなります!
そんな前向きな気持ちで、毎日をラクに楽しく過ごすためのツールとして、これからも「計画」といいお付き合いができればと思っています。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
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ライフオーガナイザー 長谷部敦子
ブログ:生き方デザイン練習帖