たまりがちな紙袋の収納は、大きさ・紙質・デザインで分けるのがコツ~住まいが変わると収納ルールも変わる~

おはようございます。
ライフオーガナイザーの濱名愛です。

現在、わが家は3階建て賃貸住宅です。以前のマンション暮らしでは、紙袋はどの部屋からもアクセスが良いリビングの1カ所にまとめて収納していたのですが、3階建てに引越した途端、動線がまったく変わり、階段の上り下りが加わって、面倒なことが多発! わが家の紙袋収納もどんどん乱れてしまいました。

現在の3階建て賃貸住宅の間取りは、1階に寝室、子ども部屋、浴室、トイレ。2階はLDK、3階ロフトはワークスペースと納戸兼ゲストルーム。以前と同じ感覚で、2階リビング納戸に紙袋を収納したのですが、これがとても使いづらく、家のあちこちに紙袋が散在し始めました。理由は、他の階から必要な紙袋を取りに行くのも、新たに収納に入れに行くのも、面倒になったためでした。

たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

そこで、紙袋の収納をオーガナイズすることにしました。

■オーガナイズの基本にかえり、全部を出して分けてみる

まずは全部一カ所に集めて出し、大きさ、目的の順に分けました。分けてみると、大きさ、紙質、デザインで、使用用途が違うことに気づきました。さらに、使用用途によって、4カ所に分けて保管すれば使いやすいことがわかりました。

最初の分類は、大、中、小、不要。不要なものの共通点は、極端に縦長、横長の形。特定のもの以外には使いづらく、私はあまり使わないものです。

たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

■さらに、各階それぞれの使い道で分類してみました

小サイズは、お菓子や本などを人に渡すときに使う、綺麗めのデザインのもの。そして、小さな紙切れをまとめて捨てるための、デザインにこだわらないものの2種類がありました。
この2種類は、用途合わせて、2階リビング納戸と2階ベランダのゴミセンターに置くことにしました。

たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

中サイズの1種類目は、人に譲ったり、リサイクルショップに持ち込む洋服を入れたい、綺麗めのデザインのもの。リサイクル持ち込みや旅行荷作りの仕分け袋として利用する、紙製以外のショップバッグもこのカテゴリーに入れました。

2種類目が、リサイクル紙ゴミの廃棄用。比較的薄手か、特にデザインにこだわらないもの。こちらは2階ベランダのゴミセンター行きです。

たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

中サイズの袋は、1つを収納用にし、この中に入るだけの量を収納。また、不要な紙袋の取っ手を外して、紙袋以外のショップバッグを入れました。

たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

特大サイズは、年に数回使うかどうかのもの。たまに大物をリサイクルショップなどに持ち込む際に使います。多いときは2~3枚ありますが、撮影時は1枚だけ。

たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

次に、使いやすい収納場所に収めます。
譲る服を入れる紙袋は、1階廊下の納戸に収納しました。1階には大人用クローゼットと、子ども部屋に子ども服があり、中間地点に納戸があるので、どちらからもアクセスしやすい場所なんです。

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たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

リサイクル紙ゴミ用の紙袋は、2階のベランダのゴミセンターに。使わない衣装ケースの引き出しを再利用しています。

たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

綺麗めデザインの小さい紙袋は、2階リビングの納戸に。MUJIのファイルボックスを横に倒し、ここに入る分だけ収納しています。いただきもののおすそ分けのお菓子など小さなものを人に渡すときに使うので、LDKにあるのが便利です。

たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

たまりがちな紙袋の収納は大きさ・紙質・デザインで分けるのが秘訣!~住まいが変わると収納ルールも変わる~

特大の紙袋は、3階納戸の隙間に入れています。わが家の場合、3階には頻繁に上がらないので、使用頻度が低いものを置くのが自然とルールになっています。年に2~3回使うかどうかの特大紙袋を置くのは、特に不便はありません。

■紙袋のマイルールが決まると、数の管理もラクに

すべて出して分けたことで、大きさ、紙質、デザインで使用用途が決まり、用途によって収納場所を決めることができました。すると、紙袋が家に増えたとき、それぞれの収納場所に迷わず持っていけるようになりました。

また、規格外(横長すぎる、縦長すぎるなど)は、使いにくいことがわかっているので、すぐに処分し、無駄なものを保管しなくなりました。収納場所は増えましたが、それぞれの収納に入るだけしか保管しないので、それぞれの収納場所がスッキリして、使いやすくなりました。

住まいが変わると動線が変わり、一カ所集中型が便利な場合と、目的別分散型が良い場合があることを発見しました。紙袋に限らず、いまの収納場所が使いづらい場合は、どちらが良いかを見直してみると、より快適な収納になるかもしれません。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

紙袋の収納に関する記事はこちらにも:
“紙袋は1カ所に集中収納”だけが正解じゃない!! 用途ごとの分割収納で、簡単管理
捨てられない紙袋。無理せず手放せる活用法を教えます!

ライフオーガナイザー 濱名 愛
ブログ:https://ameblo.jp/aimzn

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