おはようございます。
うちなー(沖縄の)ライフオーガナイザーの東風平美穂です。
行楽にぴったりな季節になりました。初夏のこの時期に、運動会を行う地域もあるそうですね。わたしの住む沖縄では、二十四節気の清明(せいめい)の時期に、お墓に親族が集まり、お酒・お茶・お重を供えた後、皆でご馳走をいただく「清明祭(通称:シーミー)」という行事をおこないます。その際、重箱につめたお弁当を持参するのが嫁の仕事です。
大きな行楽弁当を作るのは大変ですが、初心者でも市販品や100均アイテムを使って、楽して華やかに見せるワザと、当日安心してお弁当を作る仕組みについてご紹介します。
■当日焦らないためには、事前の準備が8割
運動会ならなおさら、当日はバタバタするのが目に見えています。前日までにできることは、可能な限りやっておくと、当日は安心して作業ができますね。
事前に準備しておくのはこちら
・現地で使うものをセット化
紙皿やお箸、飲み物や紙コップ、レジャーシート、ゴミ袋などはまとめて準備しておきます。
・野菜は洗っておく
レタスなど水分をふき取るのは時間と手間がかかります。これも前日にやっておくと安心。プチトマトやきゅうりも洗っておきましょう。
・前日に調理して保存
ポテトサラダ、鶏ハムなどは前の日に作り、冷蔵庫にスタンバイ。
鶏ハムの作り方については、こちらを参考に。
>>>もっとラクにもっと時短に進化した、塩こうじ鶏ハム(サラダチキン)の作り方
・当日作るおかずのリストを作っておく
もれのないようにリスト化しておく。調理の順番もあるとスムーズに進みます。
・前日夜にお米を研いでおく
巻き寿司、いなり寿司用のお米(白米+黒米)を研いで準備、翌朝すぐに炊けるように。
・当日着る洋服を決めておく(自分、家族の分も)
洋服を決めるのって、悩んだり意外と時間がかかりませんか?これも前日に済ませておくと、朝起きてすぐにお弁当作りをスタートできます。
■当日は、これだけしかやりません!
まずはご飯を炊くことから始めます。黒米入りのご飯にすし酢を混ぜると、色が紫→ピンク色に変化してとってもきれいになります。それだけでも見た目がぐーんと華やかに!
あとは市販のいなりあげにつめ、残りの酢飯で巻き寿司をつくります。具は市販の厚焼き卵を使うと便利です。
おかずの卵焼きを作ったら、同じフライパンでソーセージを炒めます。冷ましているあいだに、ちくわきゅうりやレンジ調理の市販品を準備して。お弁当の中身がそろったら、つめていきましょう。
■これを知っているだけで、華やかさが格段に違います
ちょっと待って!重箱にいきなり詰めないで!まずは、底にペーパーナプキンを敷き、その上からラップを敷きましょう。
実家からゆずり受けた重箱は、鶴と松の渋い柄ですが、ペーパーナプキンを敷くだけなのに華やかさがアップしました!しかも重箱が汚れないので、後片づけも楽チンなんです。
ピンク色のご飯がきれいな巻き寿司は、切り口が見えるように配置します。おかずの重では、同じものを1カ所にまとめて入れず、2カ所に分けて対角になるよう配置すれば、「あれ取って」と言われずにすみます。
すきまがあれば、プチトマトと自然解凍OKな冷凍枝豆で埋めましょう。唐揚げなどのおかずは、100均のピックを刺すと手に取りやすいですね。ただ、あとで大量に洗うのが面倒なので、使い捨てタイプのものにしました。お寿司のお重が2段とおかずのお重が1段できました。これで大人5名と子ども2名が十分足りる量です。
運動会のお弁当作りは、年に1度か2度くらいなもの、毎年同じ内容でも、家族にはバレてはいないようです(笑)。「わが家の定番」を決めておくと、次回からが楽になりますね。
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ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
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