寝坊OK!朝食の間にながらでできちゃう即席麦茶の作り方

おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。

暑くなってくると、朝、水筒に麦茶を入れて、外出する人は多いですよね。でも、めんどうなのが麦茶づくり。わが家では、煮出し、水出しをへて、今はどちらでもない方法を見つけました。寝坊してもOK!な即席麦茶の作り方をご紹介します。

■寝坊OKな即席麦茶の作り方

今では、平日は毎朝、夫と娘の水筒(0.5L/0.47L)に麦茶を用意していますが、少し前までは、煮出しでも、水出しでも、麦茶づくりが続きませんでした。続いている今の作り方は、煮出しと水出しの、中間のような作り方です。

まず、朝食を準備しながら、電気ケトル一杯(1L)に水を入れて、スイッチをON。

脱思い込み!寝坊してもOKな即席麦茶の作り方

沸騰したら、麦茶パックを入れた耐熱ポットに注ぎ、しばらく放置。

脱思い込み!寝坊してもOKな即席麦茶の作り方

味が出たら、水筒に大量の氷を入れて、

脱思い込み!寝坊してもOKな即席麦茶の作り方

熱々の麦茶をそのまま注ぐ、というものです。

脱思い込み!寝坊してもOKな即席麦茶の作り方

頼りになるアイテムは、この2つ。

脱思い込み!寝坊してもOKな即席麦茶の作り方

「ティファール」の電気ケトル(パレ)
洗い物も増えず、1Lのお湯がすぐに沸かせて、自動電源オフ機能付き。安心して目を離せるので、朝食の準備など、他のことと同時進行できるのが電気ケトルの魅力です。

・「ボダム」のティー&コーヒーメーカー
10年以上前の頂き物。コーヒーはインスタント派のため、使い道に悩んでいたところ、「ティーも作れるなら、麦茶ポットとして使ってもいいはず!」と気づき、今は、麦茶ポットとして愛用しています。熱湯を注げて、蓋がガバッと外れて洗いやすい、食洗機も大丈夫、と麦茶ポットとしても使いやすい条件が揃っています。お湯を注いだ瞬間からじわじわ味が出るので、薄めで良ければ入れてすぐ水筒に入れることもできますし、しばらく置いていても、煮出しすぎたときのように、苦くなる心配もありません。いつもは朝食を食べている間の5分から10分程度放置しておき、頃合いを見て注いでいます。

このやり方なら、朝食の用意をしながら片手間で作っても失敗もなく、間に合います!これまでは、「熱々の麦茶は、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やすもの」と思っていて、それ以外の方法を考えたこともありませんでした。でも、「毎朝水筒に麦茶を用意すること」を、目標にしたとき、少々ワイルドな今の作り方を思いつきました。

「味も薄まってそう」「せっかく沸騰させた熱湯も、氷ももったいない」、と自分でもツッコミどころ満載ですが(笑)、それでも、スピード、作りやすさ、味、総合点では、今のところ1位!毎日の麦茶づくりが続けられるようになり、寝坊した日にも、水筒を渡せるようになりました。

■「朝起きてからでいい」割り切ったら2大ストレスが消えた!

実はこれまでの麦茶づくりで、いちばんモヤモヤしていたのが、「作るタイミングを一定にできないこと」でした。煮出しなら冷ますため、水出しなら麦茶パックの味をしっかり出すため、どちらの場合でも、前もって麦茶を作っておく必要があります。

でも、あらかじめ作っておいても、夜帰宅した夫が予想以上に飲んでしまって、朝二人分の麦茶が用意できなかったり、飲みきってから作ろうと思って、作り忘れてしまったり、どちらも朝気づいてからでは、間に合わないのが問題でした(汗)。

脱思い込み!寝坊してもOKな即席麦茶の作り方

こんなふうに、その日の気温や家族が家で過ごす時間の長さなどによって、麦茶の減る量が変わってしまうので、同じタイミングで事前に作っておけず、習慣化するのが難しかったのです。

さらにもう1つストレスだったのが、水筒を洗うタイミングです。子どもは水筒で飲むのが好きで、帰宅してからも補充して、離しません。夫の帰宅時間もバラバラで、私と子どもが寝た後に帰ってくる日もありますし、水筒を出すのを忘れて、「朝入れようとしてもない!」ということもありました。「その日のうちに洗わねば」という思いがあった私は、「早く水筒出して!」と夫にせっつき、「もう洗い物は終わるのに、水筒はいつ帰ってくるんだ!」とイライラしていたこともあります(笑)。

「遅くなったら自分で洗ってね」と言っていたときもありますが、遅くなった日は、いつもより疲れている日。水筒が出ていないこともよくあり、続かない原因の一つになっていました。今は、衛生面はやや気になりますが、ステンレス製の保冷力の高い水筒を使って、「朝まとめて洗う」と、割り切ることにしました。

脱思い込み!寝坊してもOKな即席麦茶の作り方

「全部朝起きてからでいい」と割り切ったら、毎朝、朝食を用意しながら作るのが習慣になり、続けられるようになりました。あんなに面倒で嫌な作業だった水筒を洗うことも、お湯を沸かしている間に、麦茶ポットと水筒をまとめて洗うようになってからは、たいして気にならなくなりました。

どうやらいちばん面倒でストレスだったのは、「タイミングを気にしたり、相手の動きで自分の作業内容や時間が変わったりすることだったんだ」、と気がつきました。

今の作り方なら、いろんな状況に左右されることなく、みんなと一緒に起きて、麦茶ポットと水筒を洗うところから始めても、間に合います。朝いちから、麦茶の減り具合に目くじらを立てることもなく、水筒が出てなくても、「今から洗うから出して〜」の一言で済み、心穏やかになりました(笑)。

脱思い込み!寝坊してもOKな即席麦茶の作り方

麦茶づくりが朝の習慣になって、月数千円かかっていたドリング代が浮きました!理想があっても、自分が続けられないレベルでは、意味がありません。なんだか、片づけと同じですね(笑)。これがパーフェクトなやり方とは思っていませんが、家族も美味しく飲んでくれているようなので、「今は、これでひとまず良しとするか」と思っています。

そして、今回いい発見だったのが、自分のストレスの原因が、“振り回されている感”だった、と気づけたことです。麦茶以外にも、家族の出し忘れによって、慌てて夜に手洗いしたり、朝のバタバタに巻き込まれたり。日々の家事に感じるストレスはいろいろですが、結局イライラしてしまう理由は、この“振り回されている感”に尽きる気がします。

イライラしたときには、「この“振り回されている感”をいかになくすか?」と考えてみると、穏やかに暮らしていけそうな気がします(笑)。

麦茶づくりはこちらもご参考に:
煮出しお茶派から水出し派へ。手間が激減した理由は、“思い込み”を手放したこと

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ライフオーガナイザー都築クレア
ブログ:クレアの観察日誌「少し毒があります。」

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