おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
「時間がない」と言いながらも、やることを先延ばしにして、ついダラダラ。なんとかしたいと思うのは、大人も子どもも、同じではないでしょうか? 自分のことを棚に上げ、子どもの寝る時間が遅いのを改善すべく、時間管理の方法を見直してみたら、9時就寝までの流れがぐっとスムーズに変わりました。成功の3つのポイントは、そのまま大人の時間管理にも使えそうです!
■“やりたくないこと”は、その先にご褒美を用意する
最初に見直したのは、ゴールです。以前から、ごはんは何時まで、お風呂は何時までなどと時間を決めていましたが、お風呂と歯磨きを面倒くさがって、時間がどんどん後ろにずれていました。そこで、いちばんネックになっているお風呂と歯磨きは、時間どおりに終えたあとに、子どもが楽しみな予定を入れることにしました。
今は、8時までにやることが終わったら、そこからは“おたのしみタイム”として、UNOなどのカードゲームで遊ぶ時間にしています。相変わらずお風呂と歯磨きは面倒がりますが、「おたのしみタイムが減っちゃうよ!」と言うと、慌ててお風呂場に飛んできます(笑)。
これを真似て、私も、休憩したり、好きなことをしたりする“ご褒美タイム”を、最初からスケジュールに組み込むことにしました。
■To Doリストから、「できた」を増やす仕組みにチェンジ
次に見直したのは、予定表の使い方です。今は、「やること」「何時までに」を書き出した紙を貼り出し、できるたびに花マルをつける仕組みにチェンジしました。
ヒントになったのは、宿題の丸付けで、花マルに大喜びする娘の姿。彼女は花マルで、モチベーションが上がるようです。
その前は、ToDoリストを作っていましたが、これは効果なし。やるべきことをクリアしていくToDoリストと、できたら花マルがもらえるリスト。やっていることは同じですが、見え方が変わることで、やる側の認識も変わるようです。タイプによって、どちらのほうが、モチベーションが上がるかは、違いますよね。私も、ToDoリストが意味をなしてなかったので、花マル式に変えてみることにしました。
■“時間割”感覚で、メリハリをつける
最後に見直したのは、立てた予定の捉え方です。今は、一つ一つの予定を、“時間割”と考えています。
予定を立てても、つい時間が伸びたり、後回しになったりするのが悩みでしたが、“時間割”と考えることで、メリハリをつけられるようになりました。たとえば、8時から8時半までが、お楽しみの時間で、動画を見たりもできますが、その前のお風呂が遅くなり、その時間を過ぎてしまえば、それはできず、次のベッドタイム、絵本の時間になります。
娘が小学校に入学して、“時間割”という感覚がわかるようになったのも要因かもしれません。この区切り方を見つけたことで、親子ともに諦めがつき、線引きしやすくなりました。
自分のスケジュールでも、何時間とざっくり作業時間を見積もっていたのをやめて、1つの仕事を細切れに。この時間が終わったら別の作業というふうに、“時間割”感覚で切り替えることにしました。作業時間は伸ばせないし、最終的に目標のところまで終わらなければ、その日のご褒美タイムが減ってしまいます。今、まさに、集中度合いが違うのを感じながら、パソコンに向かっています(笑)。
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あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー都築クレア
ブログ:クレアの観察日誌「少し毒があります。」