おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
注文で自分たちに合ったシュークローゼットが作れる家は、理想ですよね。でも、実際は賃貸だったり、建売だったりで、たくさんの靴収納スペースがある家は少ないのではないでしょうか?
わが家も狭い靴箱に入りきれない靴がたたきにあふれていました。そんな家でも“家族が片づけられない3つのハードル”をクリアして、靴収納のストレスが解消した方法をご紹介します。
■片づけられないハードル①扉の開け閉めがめんどう
築29年のわが家の玄関には、昔ながらの小さめの靴箱が備えつけてありました。家族が靴を片づけず、広くはないたたきには、すぐに靴があふれてしまいます。
でも、あらためて考えてみると、5人家族のわが家にマメな人は1人もいません(笑)。“扉を開けてしまう”ということは、わが家のメンバーにはハードルが高いのかもしれません。
そこで、過去にキッチン背面収納の扉を撤去したときと同じ手順で扉をはずすDIYをすることにしました。
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使用したもの
・インパンクトドライバー→扉の金具をはずす
・ぞうきん→収納内を拭く
・リメイクシート:45cm×180cm(ホームセンターで198円)×7本→靴箱全体に貼る
・カッター→リメイクシートをカットする
靴が丸見えになり、見た目のゴチャゴチャ感が増すことを考えて、背面になじむ淡いトーンのリメイクシートを全体に貼って圧迫感を抑えました。
■片づけられないハードル②収納スペースがギュウギュウ
扉の開け閉めのめんどうさもさることながら、そもそも収納スペースがギュウギュウであることも片づけにくさにつながっていました。
もともと、靴箱の下には空きスペースがあり、そこにはなんとなくカゴを置いて、靴以外の行き場のない雑多なものを放り込んでいました。
そこで、それらを整理してスペースをあけ、「たまにしか使わない靴」や「季節外の靴」を入れるための収納にするべく、キャスターつきボックスをDIYすることに。
使用したもの
・インパクトドライバー
・板(表側用)
・ベニヤ板(底用、側面用2枚)
・キャスター:4個
・L字金具、ビス
・靴箱と同じリメイクシート:1本
以前のDIYで余っていたベニヤ板以外は、ホームセンターで購入。板は必要なサイズにカットしてもらい、廃材のベニヤ板を適当に組み合わせてボックス型にL字金具を使って組み立てました。いつも使う靴箱のすぐ下なので、季節ごとの入れ替えも気づいたときにさっとできます。
元々置いてあったなんとなくのカゴの中のものを整理した後に、やっぱり玄関に置いておきたいものはレインコートと次男のサッカーグッズだけでした。
レインコートはこちらのボックスに収納。
サッカーグッズは次男がワンアクションで放り込めるようこちらのボックスへ。
ポリプロピレンファイルボックススタンダード・幅25cmタイプ 約奥行32×高さ24cmホワイトグレー
■片づけられないハードル③靴の配置
収納スペースの中でも、片づけやすいゾーンとそうではないゾーンがありました。そこで、家族の中でも特に片づけが苦手な夫と次男の靴は、いちばん戻しやすいゾーンに。
そして、彼らが戻し忘れていたときでも、戻しやすいゾーンなので、私がさっと戻すこともストレスなくできるようになりました。
家族が片づけづらい理由をみつけて、片づけがいちばん苦手な人に優しい収納に変えてみることは、お互いのストレスを軽くするのにおすすめです。「片づけて!」と怒りたくなったら、「ハードルが高いのは何かな?」と考えてみるといいかもしれませんね。
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ライフオーガナイザー 梅野優子
ブログ:福岡 片付け|ママの時短を叶える心とお部屋の片づけサポート