おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
ライフスタイルが変化して「収納が使いにくくなった」「片づけられなくなった」という経験はありませんか?
わが家にその変化が訪れたのは、今年の春。小学生が2人になったことで、給食のエプロンを持ち帰る回数が増加。使い終わったアイロンとアイロン台の「出しっ放し」が増えてしまいました。
片づけられない状況が徐々にストレスになり始めた私は、アイロンの収納を見直すことにしました。
■どうして戻せない?原因から解決策を考える
アイロンを収納していたのは、リビングからすぐ行けるファミリークローゼットの中(写真右)。アイロンをかける場所から5、6歩の距離にある、ボックスに入れるだけの楽ちん収納でした。
普段から、洋服のアイロンがけは給食のエプロンと一緒に一気にやっていたので、小学生が1人の間は、1カ月に1、2回程度で済んでいました。
ところが、小学生が2人に増えて毎週のように持ち帰ってくるようになると、「またすぐに使うし……」という気持ちがムクムクと。5、6歩の距離ですら、片づけることが億劫になり、アイロンの片づけを後回しにしがちになっていたんです。
■「楽だからついつい……」を収納方法に活かす!
片づけるのを後回しにするといっても、アイロンが冷めるまで一時的に置いていた、ニッチ(壁の凹み)にはなんとなく収まっていました。
これが、次に使うときのスムーズなこと! さっと出して、さっとアイロンがかけられるし、使い終わったら、一歩も動かずにこの状態に戻せて、とっても楽ちんだったんです。そこで、この使い勝手を活かせるように、収納場所を変えることにしました。
アイロンは同じニッチに置いているカゴの後ろを定位置に。来客時に気になるときは、クローゼットに移動するか、布をかぶせて隠しています。
アイロン台は、絵の額の裏に。
さっとアイロンがかけられるように、収納場所の移動に合わせて、アイロンがけをする場所もカゴの前に変わりました。
■戻せない!を責めずに収納方法を変えてみる
正直、収納場所を変えただけで、出しっ放しには変わりはなく……。さらに、アイロン台も絵の額から少しはみでている始末です……(汗)。
でも、子どものことや家事に追われている中、「さっと片づけられる楽ちん収納」のおかげで、家事がスムーズに回せている気になれるし、モチベーションまで上がります。
ベストな収納方法ではないかもしれないけど、「楽に」「わざわざ片づけなくてもいい」ベターな収納が、今の暮らしにはちょうどいい塩梅だと感じています。
アイロン収納のヒントになる記事はこちらにも:
・「こんなところに収納スペース?」で、すっきり片づくリビングダイニング
・主婦が嫌いな家事ナンバーワン!? アイロンがけとのつきあい方
・苦手なアイロンがけは「減らす」「集中する」方法に切り替えて楽ちんに
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 男の子+女の子+双子とのやったね!を探す暮らし