「こんなところに収納スペース?」で、すっきり片づくリビングダイニング

おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。

今日は神奈川県鎌倉市在住のライフオーガナイザー花垣志乃さんのリビングダイニングをご紹介します。

ダイニングから数段の階段を上がると、大きな窓から海を一望する明るく開放的なリビング。

「こんなところに収納スペース?」で、すっきり片づくリビングダイニング

これは「リビングから海が見える家に暮らしたい」というご主人の希望を叶えるため、床面の高さを変えてフロアを構成する、“スキップフロア”を採用して実現した間取り。

「こんなところに収納スペース?」で、すっきり片づくリビングダイニング

■スキップフロアの床下、壁面も収納スペースに!

収納家具がないのにすっきりと片づいているのは、スキップフロアの段差を利用した収納や、壁を有効活用したアイデアにあります。

「こんなところに収納スペース?」で、すっきり片づくリビングダイニング

リビングとダイニングの段差を利用して、引き出しなどの収納スペースを設けて。ここには、薬やマスクなどの日用品、傘やカメラなどのお出かけセット、子どもの洋服、さらには来客用のハンガーなども収納しています。リビングとダイニング、どちらからの動線もいいので、必要なときにすぐに取り出せます。

「こんなところに収納スペース?」で、すっきり片づくリビングダイニング

リビングダイニングの壁の色は白を基調としていますが、ダイニングの壁の一面だけは黒くペイント。これは、黒板のような質感の黒板塗料と、磁石がつくマグネット塗料を塗っているから。

お子さんがチョークで字の練習をしたり、お絵かきをしたりするスペースであると同時に、花垣さんがよく使う文具や計算機、メモなどをマグネットで貼り付けておくスペースにもなっています。マグネットで貼りつけておくと、引き出しや扉を開けることなくすぐに使えるだけでなく、使い終わった後も貼り付けておくだけでいいので、片づけがとっても簡単。どこかにいってしまうこともありません。

■ここに置きたい!というものを、おしゃれな家具に収納

「こんなところに収納スペース?」で、すっきり片づくリビングダイニング

リビングでは、ソファの前に置かれたコーヒーテーブルを兼ねたおしゃれなトランクボックス。なんと、アイロンとアイロン台の収納場所になっています。すぐに手に取れるところに置いておけば、アイロンがけが苦手でも、テレビを見ながらササッと作業を済ませられそうです。

「こんなところに収納スペース?」で、すっきり片づくリビングダイニング

「え?ここが?」と思えるような場所が実は使いやすい場所だった、ということ、よくあります。家族の動きやライフスタイルに合わせて、意外な場所に収納スペースを作ってみると、おもしろい結果が生まれるかもしれませんよ。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー 花垣志乃

記事:油科真弓
撮影:川俣満博
編集:白石規子

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