おはようございます。
ライフオーガナイザーの東風平美穂です。
前回は1冊のノートとペンさえあれば、いつでも始められる「バレットジャーナル」という手帳術をご紹介しました。
>>>【手帳の選び方・使い方】市販の手帳が合わない人へ「バレットジャーナル」のすすめ
「バレットジャーナル」で検索すると、とってもきれいな絵や色で装飾された、素敵なページが出てきます。これらは見るには楽しいですが、必ずしもここまできれいに作る必要はないと思います。「やらなきゃいけないことを忘れないこと」と「これからの暮らしをよりよくしていくこと」、この2つがわたしの手帳の目的。ですので、装飾に時間をかけるより、手帳の役割がしっかりと果たせることが重要です。
そんなめんどくさがりでも続いている、手帳の中身をお見せします。
■見た目より、使い勝手重視派です
インデックス
まずは、目次の「インデックス」は色や装飾一切なしで、シンプルでわかりやすく。新たなページができたらどんどん書き込んで、頻繁に開くのでタブをつけています。
フューチャーログ
次に、未来の予定を記入する「フューチャーログ」。こちらはすでに決まっていて変わらない、家族の誕生日などを年の初めに記入しています。そのほかの細かい予定は、マンスリーに記入。
マンスリーログ
その月の予定やタスクなどを記入する「マンスリーログ」は、慣れた見た目のカレンダー型とタテ型の2種類を使い分けています。カレンダー型にはスケジュールを、タテ型には続けたいことをチェックする、習慣トラッカーなどを記入。
デイリーログ
毎日の「デイリーログ」は、特に枠を作らずに、いつでもどれだけでも、どんな内容でもどんどん箇条書きで記入しています。
記号
先端につける記号について、タスクは「・」、単純に思いついたことやメモは「-」、タスクが完了したら「✓」チェックマークをつけて区別しています。「✓」マークをつけることで、すっきり達成感を感じられます。
この記号は正式ルール上ではほかにもありますが、わたしは必要なものだけをチョイスし、完了のマークもオリジナルに変えています。これも、人それぞれのやりかたでもいいんです。
コレクション
「コレクション」には、記録しておきたいことをなんでも、ジャンルを問わずページを作っています。たとえば、「定番商品価格」「時間ができたらやりたいこと」「家族の健康メモ」「ブログネタ帳」「旧盆・正月買い物リスト」「コーピングリスト」などなど。必要だな、と思ったときに気軽にどんどん追加できるので、自由に作って楽しんでいます。
■ラクに続けられる、ちょっとした工夫あれこれ
バレットジャーナルはアメリカ生まれなので、項目の表記は英語のものが多いです。Future log(フューチャーログ)など、スペルが違ったらいけないな、といちいち確認するのも面倒ですから、はじめからカタカナで(笑)。誰かに見せるものでもないですし、自分が書きやすい、楽な方法がベストです。
とはいえ、ノートに自分ですべての項目や枠を作っていくわけですから、面倒だなと思うこともあります。カレンダータイプのマンスリーを作るのは、けっこう時間もかかるので、2020年からは市販の手帳「エイ出版:ESダイアリー2020 1月始まり A5 見開き1ヶ月」を活用することにしました。
カレンダータイプのマンスリーが初めに配置してあり、そのあとは5mm方眼のノートが136ページという、わたしの欲しいものだけがある理想的な手帳でした!これで、カレンダーをいちから作る手間が省けます。
すぐに書ける工夫としては、人別や内容別でペンの色を分けたりはせずに、そこにあるペンを使っています。それならスピーディですし、ペンをたくさん持ち歩かなくてすみます。
はっきり決まっていない予定は、付せんに書くようにしていますが、それもかたまりで持ち歩くのは嫌なので、何枚かだけをあまり使わないページに貼り付けています。
抜き差しがめんどうなペンホルダーは使わずに、ペンは最新ページに挟むだけ。そこには、クリップをはめて開きやすくしています。
■手帳ライフが楽しくなる、おすすめ文具はこれ
そのほかに愛用している文具、便利アイテムはこちらです。
・ゲルインキボールペン「PILOTのジュースアップ」
こちらの0.3mmブルーブラック色を使っていますが、書き出しがスムーズでなめらか、細かい字でも発色がきれいなので、書きやすく読みやすいのがいいところです。乾くのも早く、裏写りも少ない、インクがたっぷり入っていて、長持ちするのも気に入っています。一度使うとやみつきですよ!
・マスキングテープ「貼暦(ハルコヨミ)」
きっちり5mm間隔で数字と曜日がプリントされている、マスキングテープです。ノートの方眼にあわせて貼るだけで、タテ型マンスリーページがすぐに出来上がります。毎回、日付けや曜日を細かく書かなくてすむのは楽チン!そしてなにより、見た目がきれいです。
・卓上日めくり付せんカレンダー「himekuri・ヒメクリ」
2018年に日本文具大賞機能部門の優秀賞を受賞した商品で、2020年度は8種類のラインナップがあります。わたしは、日付けが大きくカラフルなタイプのカレンダーを選びました。これをデイリーログのページに貼ると、かわいくてテンションがあがります!絵ごころのないわたしでも、これを使えば一気に華やかなページになるお助け文具です。
モチベーションを上げてくれる文具やちょっとした工夫で、2020年も手帳ライフを楽しみたいですね!
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・【手帳の選び方・使い方】手帳難民ゆえにたどり着いたのは、100%自作のオリジナル手帳!
・【手帳の選び方・使い方】使い続けて16年!『ほぼ日手帳』使いこなしの秘訣は?
・【手帳の選び方・使い方】さよなら真っ白なウィークリー! 手帳選びの極意は、手帳を自分に合わせること
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ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
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