おはようございます。
ライフオーガナイザーの岩崎 梢です。
冷蔵庫の中身は把握できていますか? 見えないと忘れてしまう習性を持つ私の理想は、「全部見える簡単収納」です。夫婦ふたり暮らしのわが家では、夫も毎日キッチンに立っています。お互いがわかりやすく、使いやすく、冷蔵庫の中身を楽に把握できることを目指した工夫をご紹介します。
冷蔵庫は440L、高さは約175cmです。
■使わないパーツは思い切って取り外してみる
冷蔵室内の、3カ所のパーツを取り外しています。
1つめは、一番上の棚板です。一番上の棚は、奥が見づらく取り出しにくいので、いっそのこと外してみたらどうかな?と思いました。
外してみると、一番上のスペースがちょうど目の高さになり、奥までしっかり見渡せます。使いかけの乾物を冷蔵室で保存していますが、全形の海苔など高さのあるものが、立てて収納できるようになりました。500mlの缶ビール、ペットボトル、1000mlの牛乳パックなども立ったまま入ります。
2つめは、卵用の引き出しトレーです。
まず、トレーの中にあった、卵を一個ずつ入れる枠をなくしました。また、引き出しトレーは2段ありましたが、卵のために使うのは1段のみ。奥行きのある引き出し収納は、奥が見えにくく使いにくいので、残った1段は取り外しました。卵パックのフタを切り取ってから、パックをそのままトレーに入れています。
3つめは、卵トレーの隣、自動製氷の水タンクです。
まめに製氷するほど氷を使わないので、100円ショップで購入した製氷皿で十分足りています。なにより、たまにしか使わない自動製氷機の、見えない汚れと掃除が気になっていました。見えないと忘れてしまう私は、汚れも見えてほしいのです。
水タンクがあった場所は、500mlのペットボトル2本分の大きさがあります。食材が増えたときは、臨時のスペースになりそうです。
■調理済みの食品保存は、中身の見える容器で食べ忘れなし
扉を開けたときに白い容器が並んでいたらさぞ美しかろうと、見た目重視でホーローの保存容器を大人買いしたことがあります。
ところが!見えないと忘れる習性が災いして、中に入れた食材を無駄にしてしまうことが多くなりました。当時は自分のそんな傾向に気づいていなかったので、なんて私はだらしないんだろうとがっかりしました。「見える化して忘れない」ようにすればいいと気づいてからは、ガラスの容器に変更して、使い忘れ食べ忘れを防げるようになりました。
■ドアポケットの調味料は、お揃いの容器に移さない
ドアポケットに並ぶ詰め替え収納は見た目が美しく、憧れていた時期もありました。けれど、「見えないと忘れる」とともに「パッと見てわかる」が自分には重要だと気づいてからは、憧れよりもわかりやすさが優先です。
調味料のパッケージデザイン・形状・色使い・中身の色など、目に入った情報ですぐ判断して手に取れる気軽さと手軽さが、毎日の調理を楽にしてくれるように感じています。
冷蔵庫はどの家庭にもありますが、家族の人数、買物の頻度、買い置きや作り置きなど、各家庭によって食材の量や使い方がまったく異なります。大切な食材を無駄にすることのないよう、自分たちの暮らし方に合った工夫をしていけたらいいですね。
冷蔵庫収納はこちらも参考にしてくださいね:
・家族みんなが使いやすく! 冷蔵庫が快適になる収納の小さな工夫4選
・【冷蔵庫収納】食材を無駄にしない! 冷蔵庫の管理をしやすくする工夫とは?
・ライフオーガナイザーの冷蔵庫収納術 ~定位置を決める3ステップ
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ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記