おはようございます。
ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーターの安尾香奈です。
子どもが脱ぎっぱなしにする場所に、脱衣かごとして無印良品の「やわらかポリエチレンケース・深」を配置して、声かけをするようにしたら、子ども自身で片づける習慣がついてきました。脱ぎっぱなしの服を拾い集めることが激減した、わが家の方法を3つのポイントでご紹介します。
■ポイント1:脱ぎっぱなしになる場所にボックスを置く
わが家は、脱衣かごを、洗面所とリビングの2カ所に置いています。
リビングと洗面所が離れた間取りのため、脱いだ服や洗い物がでるたびの往復が面倒で……。子どもたちも洗面所で着替えたり、脱いだ服を持っていく習慣は、なかなかつきませんでした。
子どもたちはテレビを観ながらリビングで着替えるので、脱ぎっぱなしの服が、リビングに散乱したまま! それを拾い集める私の負担を、減らしたいと思うようになりました。
そこで、脱ぎっぱなしになる行動にあわせて、リビングにも脱衣かごとしてボックスを置くことに。すると、「洗濯物を入れるカゴ」として子どもたちも認識するようになり、声かけでも促しつつですが、自分でボックスに入れてくれることが増えました。
■ポイント2:ワンアクションで入る蓋のないボックスを選ぶ
自分でカゴに入れてくれるように、カンタンに投げるだけでも入る、蓋なしのボックスを選びました。
脱衣かごとして置いていても、生活感のある脱いだ服も気にならない見た目も意識しました。脱衣かごに代用している「無印良品」の「やわらかポリエチレンケース深」は角がなく、やわらかくて軽いのに、しっかり自立してくれて、濡れたものも安心して使える優れものです。
4人家族で毎日洗濯をしますが、同じものを2つ用意して、洗濯物の量も今のところは十分に収まります。
■ポイント3:決めた時間に洗濯前の最後の声かけ
3歳と5歳なので、機嫌が悪くて、脱いですぐにかごに入れることができないこともあります。わが家は、夜洗濯するので、お風呂に入るタイミングで最後の声かけをして、洗濯物を出してもらいます。その流れで、かごを持って洗面所へ移動します。
入浴後、洗面所の脱衣かごの衣類もあわせて洗濯機をまわします。
洗濯を室内に干すときは、ボックスひとつにまとめて移動。干し終えたら、またリビングにボックスを置いて完了です。
この仕組みも一年くらいになりますが、今では、「ここに入れていないと洗ってもらえないのか!」と子どもたちも習慣になってきて、脱ぎっぱなしの服を拾う、私だけの家事だった負担が減りました。
ボックスの分散配置と、「脱いだらボックスへ」の声かけによる習慣化で、脱ぎっぱなしにする子どもたちを責めることも、自分だけが家事をすることも減り、リビングの片づけが楽になりました。これからも、行動をじっくり観察しながら、自分も家族も楽に過ごせる仕組みづくりを続けていきたいです。
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ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーター 安尾香奈
HP: ニコズストーリー