おはようございます。
ライフオーガナイザーの森麻紀です。
対面キッチンの造り付けキッチンカウンター。皆さんは何を収納していますか? わが家のキッチンカウンターはオープン棚になっていますが、造り付け収納がなくてもカウンター下に収納家具を置いている人も多いですよね。
今の家に住み始めて10年。わが家のキッチンカウンター下収納が、どのように変化していったのかをご紹介します。
■子どものモノを収納するのがベストだった幼少期
今の家に引っ越してきたのは約10年前。以前の家は独立型キッチンだったので、初めてのキッチンカウンターでした。もともとオープン棚になっていて、可動棚もあるありがたいカウンター下収納です。
引っ越し当初は、娘がまだ生後4カ月で何も触られる心配がなかったので、大人の本や雑誌、書類などを置いていました。
動き回るようになった頃には、大きめのボックスに本や雑誌をまとめて入れて、重みで引っ張り出せないようにしました。薄い引き出しは、まだ指先が器用ではなかったため、引き出せません。そして、この場所に娘がいることも増えたので、娘のおもちゃをベビーベッドの近くから移動しました。
キッチンカウンターの前のスペースは、さほど広くないのでダイニングテーブルを少しずらして置き、ここを子どもの遊びスペースに。冬は、この場所にマットを敷いていました。いつも私が座っているダイニングの椅子の斜め後ろなので、いつでもすぐに相手ができる場所です。
1歳を過ぎた頃、引き出しの中など、いろいろなところに入りたがるようになったので、棚板を無くし、キッチンカウンターの中にも入れるように(笑)。子どもを観察しながら置き方を変えていきました。
■大人時間のための目隠しカーテンを導入した幼稚園年長時代
2歳頃から幼稚園の年少まで、この中に置くものは娘と一緒に選んでいました。一番上の段の黒い引き出しは、文房具など家族共有のものが入っています。その上のカゴの中は、ダイニングテーブルで作業する私の「とりあえずボックス(一時置き場)」。
実は娘が幼稚園へ行くようになり、ひとりの時間が増えてから、この棚の中が丸見えなのがずっと気になっていました。そこで、年長のときに娘に提案してOKをもらい、目隠しカーテンをつけることができました。5年前の写真ですが、今とほぼ同じ状態です。
カーテンフックを枠に貼り、そこに伸縮のれん棒を掛けています。開閉は幼稚園児にもとても簡単。のれん棒も簡単に取り外しできるので、娘の友達が来たときは、のれん棒ごと外していました。
■大人のモノの収納への変更時期は、小学校高学年
小3で学習机を買ってから、少しずつこの場所で遊ぶことが減ってきました。さらに、高学年になり、おもちゃで遊ぶことが激減。娘がこの場所に入れたいものも少なくなってきたので、話し合いの末、私のものメインに変更。ダイニングテーブルで仕事をするので、近くにもう少し収納スペースが欲しいと思っていたのです。
一番上のカーテンで覆われていないところは、私が「とりあえずボックス」として使っているカゴ以外、家族共有のもの。右側の白い3つは、ウェットティッシュ、ティッシュペーパー、カーペットクリーナー、その下にティッシュ類のストックなど。その他、カメラ、三脚、パソコン、パソコン関連グッズ、本(一部、娘の本)などを入れています。
隣のオープン棚の娘スペースも4カ所から2カ所に減りました。
わが家のキッチンカウンター下収納は、いちばん手の届きやすい場所には、家族共有のモノ。そして、子どもの成長に応じて、子どものモノから大人のモノへと変化していきました。
使い勝手のいい場所なのに、「あまり活用されてないな」と感じたら、それは見直しどき。子どもの成長だけでなく、趣味の変化や家具の移動などによっても、キッチンカウンター下収納の使い方を再検討してみることで、生活がしやすくなるかもしれませんよ。
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ライフオーガナイザー 森麻紀
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