おはようございます。
クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。
衣替え、もうしましたか? 以前のわたしは、衣替えを後回しにしている間に季節が変わり、クローゼットは夏物と冬物がごちゃごちゃに。気がついたら、着るタイミングを逃している洋服がたくさんありました。
最近では衣替えを一気にやらず、3回に分けることでラクになり、着る機会を逃さなくなりました。
■秋冬物へは9・10・11月で3回に分けるとラクになる
地域により気温の差はあるかと思いますが、私は3回に分けて衣替えをしています。
タイミング①秋分の日あたり(9月下旬)
ノースリーブや麻素材の洋服など、もう着ることのない真夏物だけ片づけます。半袖Tシャツなど、暑い日があれば着る洋服は、まだしまいません。
タイミング②10月中
薄手のニットなど、すぐに着られる秋冬物を出します。朝晩の寒暖差が激しい時期なので、羽織りものなどは、すぐに出せるようにしておきます。
タイミング③11月上旬
真冬物のコートや、厚手のニットを出します。かさばる洋服が多いので、着る時期だけ出すようにしています。
こまめに洋服の出し入れをすることで、着る機会を逃すことなく、洋服選びがしやすくなりました。あれもこれも一度にやらず、「今日はお手入れだけ」「薄手のセーターを出すだけ」など、作業を分けると疲労困憊することもありません。
■衣替えと同時が最適!残す洋服のチェック、4つのポイント
衣替えのタイミングで、洋服の見直しもしています。チェックするポイントは4つです。
1.お手入れ、クリーニングに出してまで残したいか?
2.保管スペースはあるか?
3.今年着用したか?
4.来年また着たいと思うか?
季節外の洋服は、「とりあえず保管」をしがちですが、オフシーズンの洋服だからこそ、保管する前にチェックをしています。クリーニング代、お手入れの手間や時間、スペースも節約になるなど、メリットが多いため、普段より手放しが進みます。
同じように、これから着る洋服も傷んでいないかチェックをし、「今年着たいかどうか?」考えてからクローゼットに収めます。
衣替えを3回に分けることで、見直しもこまめにでき、疲れる前に終わります。
迷うものは、期限を書いた紙袋へ入れて、クローゼットの枕棚に保管しています。少し距離を置くことで、不思議と執着が消え、次のシーズンには手放す気になれるので、そのまま紙袋を持ってリサイクルショップへ行くことが多くなりました。
■季節の変わり目は引き出しをひとつ空けて余白を作る
季節の変わり目は、半袖Tシャツやニットが混在し、種類の違う洋服で溢れがちです。また、一度で洗濯をしないニットの置き場所も悩みの種です。そこで、引き出しを、あえて一段空けておき、「とりあえず」の場所を作っています。
きちんと分類わけをせず、引き出しに「グレーゾーン」を作っておくことで、衣替えの移行期間でもクローゼットと心に余裕ができました。面倒な衣替えですが、こまめに洋服を入れ替えて、見直すことがラクになるコツでした。
衣替えの工夫についてはこちらも参考に:
・お下がりの洋服をフル活用したい!タイミングを逃さない、子ども服の衣替えの方法
・これならできる!1アイテムの見直し時間は15分。無理なく続けられる衣替えの仕組みとは?
・靴とブーツが下駄箱に入りきらない!でも捨てたくない! 玄関をスッキリ保つ靴の衣替え
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 柴田敦子
ブログ:クローゼットから整える 余白のある毎日