おはようございます。
ライフオーガナイザーの安尾香奈です。
コロナ禍で出番の増えた体温計を、あえて1本に減らしたら、収納がスッキリしただけでなく、家族みんなの「使う」「戻す」意識が高まりました! 毎朝のスムーズな習慣にもつながった、わが家の体温計を減らした理由とその収納法を紹介します。
■ちゃんと機能するものを使いたいから1本に厳選
コロナ禍で急激に使う機会が増えた「体温計」。実は3本もあり、この機会に数を見直しました。今まで困ることはなかったのですが、会社員の夫や子どもが、出勤通園前に計測する新習慣ができ、「使いにくい、使えない体温計」を持っていることが発覚したのです!
計測に5分を超えることもある、実家からもらった古い体温計。つくときもあれば、つかないときもある…運だめしな体温計(笑)。バタバタする朝、肝心なときに使えないものは、処分することに。持っているものの中で、測りやすい持ちやすい見やすい、いちばん使いやすいものが、残した1本です。
体温計と園に提出する記録表、ボールペンは、ダイニングの棚と引き出しに集中して収納しています。
■電池のストックで安心を確保
収納場所がスッキリしたのはいいけれど、1本に減らしたことの不安のひとつに、「電池がなくなったらどうしよう?」問題が持ち上がりました。使い慣れたものを持ちたかったので、予備のボタン電池を常備することにして、安心をストックしました。
電池は毎日使わないので、体温計用と明記して、リビング収納の電池の引き出しに収納しています。
■家族からの「どこ?」対策、よく探すものを集中管理
体温計は元々、扉つきのリビング収納の中の引き出しに、薬と一緒に収納していましたが、「どこ?」と家族から聞かれることが多く……。元に戻してくれないことも多かったのです。
そこで、よく聞かれたり、探すものばかりを、キッチンダイニングの引き出しにまとめて収納することにしました。いちばん取りやすいこの引き出しに、子どもの爪切りや、歯磨きナップ、爪切り、体温計を収納しています。
聞かれるもの、探すものはだいたい決まっているので、「あれどこ?」のストレスがなくなりました。
■朝ごはんタイムに家族みんなで計測する習慣に
最初は、毎朝計測することに慣れず、よく測り忘れてしまっていたのですが、“家族が集まる時間と場所で”と決めました。朝ごはんタイムにダイニングで、家族で順番に体温計をまわし測るようにしたら、子どもたちも測り忘れがなくなりました。
食べるのに夢中になってくれるので、静かに測り終わることができます(笑)。やっぱり早く計測できる機能がいい!順調に計測が続いています!
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ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーター 安尾香奈
HP: ニコズストーリー