おはようございます。
ライフオーガナイザー/北海道在住の岩崎 梢です。
「さて、寝よう」、そう思ってふとんに潜り込んだら、中がひんやり。ふとんも身体もなかなか暖まらなくて眠れない。そんなことはありませんか?
寒がりで寝つきが悪かった私は、何枚も着込んだり、布団乾燥機や湯たんぽを使ってふとんを暖めたり長年苦労してきました。やっと寝ついても、寒くて途中で目が覚めたりしていたものです。
ところが、いまではその苦労もなく暖かく気持ちよく眠れています。新しいものを取り入れたのではなく、それまで使っていた毛布と羽毛ふとんの位置を変えただけなんです。数年前にSNSで話題になったので、実践している方も多いかもしれません。
■まず、毛布と羽毛ふとんをかける順番を変えてみた
「身体の上に毛布、その上にふとんをかける」というのは子どもの頃からの習慣で、大人になってからも疑うことなく続けてきました。
ところが、「毛布は羽毛ふとんの上にかけると暖かい」という情報を知り、試してみると、本当に暖かくて驚きです。同じ組み合わせなのに、順番を変えるだけでこんなに体感が変わるとは思いませんでした。
■次に、毛布を身体の下に敷いてみた
組み合わせる順番を変えてから、寒くて夜中に目が覚めるということはなくなりましたが、ふとんに入ったときのひんやり感は変わりません。事前にふとんを暖めておく作業は続けていました。
しばらくして、「敷きふとんの上に毛布を敷くと暖かい」という新たな情報を発見。SNSの情報は、ありがたいものだなと思います。
さっそく試してみたら、ふとんに入った瞬間からほわわ〜んと暖かく快適です。背中や腰など、身体の裏側にひんやり感がまったくありません。事前に暖めておくことも、ふとんの上の毛布もほぼ不要になりました。
就寝時の室温はだいたい16〜17°Cです。ときどき、この数字を下回ったり、窓からの冷気で肌寒さを感じるときがあるので、足もとにたたんでスタンバイさせている綿毛布をふとんの上からかけています。
■毛布と羽毛ふとんの使い方、本当のところはどうなの?
ふとんやベッドのメーカーではどのように推奨しているのだろうと思い、調べてみました。
フランスベッドのサイトより
「Q,ふとんを重ねる順番ってどうしたらいい?暖かく寝るコツ」
最も暖かくなる順番はやはり、敷きふとんの上に毛布→身体→羽毛ふとん→毛布だそうです。
ただし、これは「暖かくなる方法」なので、熱がこもって暑くなりすぎることもあるようです。快適さという質を求めるのであれば、身体の上に天然素材の毛布をかけることが良いと書いてあります。やみくもに「ふとんの上に毛布」ではないのですね。
毛布は大物なので洗いにくいというデメリットもあります。けれど、寒がりの自分がこんなにも暖かく眠れているのは本当にありがたく、そんなデメリットは吹っ飛んでいます。
暖かく眠るためのグッズはいろいろありますが、新しいものを買う前に、いまあるもので工夫できたらいいですね。
暖かく眠る工夫はこちらも参考にどうぞ:
・家族で一緒に寝るときのイライラ解消! 寒さも寝相もベッドカバー1枚で解決!
・IKEAと無印で実現!明け方の冷え込みにサッと対応、ワンアクションで出せる布団収納
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ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記