おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
気持ちも新たな一月、目標を立てた方も多いのではないでしょうか? 私は、目標を立てては挫折する経験多数ですが(苦笑)、効果を感じているのが、子どもの頃にあったような“時間割”づくりです。
■行動するには、“時間割”で時間を確保することが重要
目標実現には、行動する時間が必要です。でも実際は、この時間を取れていないことがありませんか?
年初の高原代表理事の記事で紹介された「JALO2020カンファレンス」に、私も参加しました。
>>>今年はオンラインで開催!JALO2020カンファレンスレポート(前編)
>>>今年はオンラインで開催!JALO2020カンファレンスレポート(後編)
たくさんの刺激をもらいましたが、株式会社トーチリレー神保氏の「時間がないと感じるのは、時間割がないから」には特に共感。時間割が、目標に向けた行動の足がかりになると感じました。
作り方そのものは我流です。日々のスケジュールを、白紙から立てるのでなく、一週間一日24時間の時間割をベースにするイメージです。
■行動につながる“大人の時間割”のつくり方
時間割をつくる手順は、次のとおりです。
・時間をゾーニングする
睡眠や食事、子どものお迎えなど、ある程度決まったことを入れます。まっさらの24時間に少しリズムが生まれませんか? 不規則で書くのが難しい方は、「この時間にしたいな」と思う時間を入れるのがいいと思います。
・時間帯の特徴と自分との相性を考える
次に、「集中できる」、「家族がいる」など、時間の特徴をつかんでいきます。たとえば私には、娘が幼稚園にいる間が、一日でいちばん元気で、集中できる時間です。夕方以降は疲れて、夕食後は完全に何もしたくありません(笑)。
家事にも時間の向き不向きがあります。洗濯外干し派なら日照時間、浴室乾燥派なら入浴時間が影響しますよね。そんなふうに時間の特徴をとらえていくと、一日の流れが決めやすくなります。
・やることを割り振り、時間に名前をつける
次にやることを割り振ります。私は長年実行できなかったヨガや日記の時間を取りました。溜めがちなタスク(私の場合、家計簿入力や繕いもの)にも時間を取るように。俄然、実行しやすくなりました。
最後に時間に名前をつけます。学校の時間割も教科が書かれ、その時間がどんな時間かわかりますよね。名前をつけると、今の時間に集中できるようになりました。
■決めたことをきちんとやるより、不具合を修正すること
時間割は、行動しながら不具合の修正を繰り返します。決めたことを実行することに固執するより、柔軟なほうが続けやすそうです。
昨年、紙のスケジュール帳から、Googleカレンダーに変えました。当初は予定だけでしたが、今は一週間の時間割も繰り返し予定で入れています。
これが時間割を実践するのに効果的。締め切りや外出予定などのベースには、いつでも時間割があって、不具合にも気づきやすいんです。
時間割は、目標や理想に近づく足がかりになります。「時間がない」「何をしているかわからないうちに一日が過ぎてしまう」という方、ぜひお試しください。
目標管理のヒントに:
・新年の誓いに失敗する人は12月頭スタートがおすすめ! 習慣化がうまくいく3つのコツ
・【手帳の選び方・使い方】市販の手帳が合わない人へ「バレットジャーナル」のすすめ
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あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~