おはようございます。
ライフオーガナイザーの岩崎 梢です。
ケーブルやコードは使い終わったらぐるぐる巻き、次に使うときには絡まってほどけなくてイライラ!なんてことはありませんか?
わが家では、オンライン会議の通信環境を安定させるために、LANケーブルを使って接続しています。2階から1階までつなぐので全長が15mあり、出しっぱなしでは邪魔になるので、使用後は巻いてまとめてS字フックに掛けています。
そのときに活躍するのが「絡まない巻き方」です。とても便利なのでご紹介しますね。
■なぜケーブルは絡みやすいの?
ケーブルが絡む原因は、ケーブルのねじれ。何度も使ううちに、次第にねじれてしまうことが多いです。また、イラストのように一方向にぐるぐる巻くことでもねじれのクセがつきやすくなります。
ねじれは絡まりの原因になるだけでなく、長く使っているうちに断線の可能性も高くなるようです。
■ねじれにくくて絡みにくい、「8の字に巻く」という方法
私が巻くと絡むのに、夫が巻くと絡まない。不思議に思って聞いてみると、夫が仕事で活用している巻き方があるとのことで、教えてもらいました。
イラストのように、一周巻くたびに方向を変えて、「8の字」を描くように進んでいく巻き方です。
以下、スマートフォンの充電ケーブルを使って写真で解説してみます。いつもは床に置かず、手に持ったまま巻きますが、イラストに近づけるために床に置いてみました。
①左手でケーブルの端を押さえます。右手は、ケーブルのねじれを取りながら伸ばします。
②右手でケーブルを丸め、「8の字」の下段を作ります。
③丸めたケーブルが離れないよう、左手でしっかり押さえます。
④左手はケーブルを押さえたまま、再度右手でねじれを取りながら伸ばします。
⑤ 右手でケーブルを丸め、「8の字」の上段を作ります。
⑥「8の字」の形が崩れないように、左手でしっかり押さえます。
⑦ 8の字を描く2周目です。①~③を繰り返し、「8の字」の下段を作ります。
⑦ ④~⑥を繰り返し、「8の字」の上段を作ります。
⑧ 左手はしっかり握って離さずに、右手でケーブルの最後まで8の字で巻き続けます。
⑨ 巻き終わったら、赤い丸印どうしを合わせるように8の字をたたみます。
⑩完成!このままフックにかけたり、コードクリップで留めたり。
使うときには、必ず両端を持ってからほどきます。
■絡まない巻き方は、小物類の収納にも役立ちます
LANケーブルだけでなく、長いコードがついたヘッドセット、イヤフォンなども8の字で巻いています。
PC周辺機器だけではなく、リボンや毛糸、荷造りのひもなどにも使えますよ。
何かと悩みのケーブル類、収納のヒントをどうぞ:
・絡まりやすく、ごちゃごちゃしがちなケーブルの配線は、100均グッズでまとめて隠す収納で解決!
・ごちゃごちゃするケーブルの悩みは、『浮かす』『隠す』『まとめる』の3つで解決!
あなたは生み出された時間で何をしますか?
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記