おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
わが家の双子の息子たちは春から小学生になります。そこで、おもちゃを収納していた「IKEA」トロファストを、学用品スペースとして使うために空っぽにすることに。
>>>「IKEA」トロファストって実際どうなの? ランドセル置き場としての使い勝手はいかに?
おもちゃを棚から全部出すタイミングは見直しのチャンス!ということで、小学校に上がる前におもちゃの見直しをしました。
■見直す=大切なおもちゃを選ぶこと
子どもたちとおもちゃを見直すときに大切にしていることは、「要らないおもちゃを探す」よりも「大切なおもちゃを選ぶ」こと。やみくもに「全部いる!」とならないように、収納できるスペースの大きさを事前に共有しています。
今回は、「無印良品」の引き出しスペースに、全部収めたいと思っていることを、子どもたちに伝えました。といっても「これだけに絶対収めて!」と押し付けるのではなく「スペースがここしかないから、もし収まらなかったら、あふれた分は別の収納場所を考えないとね」というゆとりは持つようにしています。
引き出しはおもちゃの拠点としての収納場所になるので、ふだん遊ぶおもちゃは出し入れしやすいように、同じ部屋にある本棚の一角を、一時置きスペースにしました。
見直す前と比べると、随分とコンパクトになりますが、最近では、おもちゃで遊ぶのは下の双子がメイン。上の2人に聞くと引き出しだけで十分そうです。
■残したいおもちゃはマイボックスへ入れていく
いざ、おもちゃを見直していきます。
まずは、選んだおもちゃを入れていくマイボックスを、ひとりひとりに用意します。ふだんから使っているボックスを空にして使うことが多いのですが、今回は引き出しに収納することを決めていたので、空の引き出しを用意しました。
次に、「無印良品」の引き出しにもともと収納していた上の2人のおもちゃ、トロファストに入っていたおもちゃなどすべて集めてきて床に並べます。
ボックスに入れていくのは「今遊びたいおもちゃ」や、宝物や思い出の「遊ばないけど大切で残したいおもちゃ」。とにかく残したいものを選んでいきます。早い子は5分で終了!だいたい30分くらいでみんな選び終わりました。
以前は、4人一緒に「みんなが残したいおもちゃ」を選んでいました。でも、上の子たちが「これはたぶん、(双子たちが)まだ遊ぶと思う」と、本人が遊びたいかどうか関係なく残したがることが多くて……。今のマイボックススタイルにしてからは、徐々に、自分が遊びたい・大切にしたいおもちゃに意識が向くようになったように思います。
■きょうだいで共有するものは分けておく
きょうだいがいると、ブロックや積み木、ボードゲームなど共有のおもちゃもたくさんあります。そういったおもちゃは、誰かがプレゼントされたものだとしても、マイボックスに入れずに、「みんなのもの」として別に分けておきます。
「これは僕の!」という取り合いや、「(大きいのをマイボックスに入れたら)他のものが入れられない……」という悲しい状況を避けることができるんです。ただし、選ぶときはみんなに確認。4人のうち、3人が要らないと言ったら、残したい人のマイボックス行きが決定ですね(笑)。
■「無印良品」の引き出しなら戻すだけで見直し完了!
おもちゃを選び終わったら、収納場所に戻していきます。
今回は、4人ともに引き出しが閉まる量でしたが、入りきらないときも「無印良品」の引き出しならひとつずつ買い足せるので、わが家では重宝しています。
>>>【実録】「無印良品」の引き出し60個で片づく部屋に! 収納ケースだからできる片づけ方とは?
ボードゲームなど、積み重ねられるものは、引き出しの上に乗せるだけの収納に。
細かいパーツも多いので、管理は小学生の2人。2人が届く高さで、小さい子どもたちが勝手に触らない高さという点でも、都合がいい場所なのです。
見直した結果、子どもが手放してもいいと判断したものの中には、まだ遊びそうな予感がするものや、思い出として私が残しておきたいものも出てきます。そういうものは、今のおもちゃとは分けて、子どもの目が届きにくい私のクローゼットに保管しています。
おもちゃを見直すときに参考になる、片づけのプロの5つの事例が、こちらの記事にまとまっています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
>>>増えすぎたおもちゃを、どうにかしたい!片づけのプロが実践する「おもちゃの見直し」テクニック
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある