おはようございます。
築30年の中古マンションに暮らすライフオーガナイザー/インテリアコーディネーターの安尾香奈です。
築30年ともなるとベランダの汚れが目立ちます。素敵にDIYしたいけれど、メンテナンスやコストがかかりすぎるのも、安っぽいのも、嫌でした。そんな悩みを解決した、わが家のベランダDIY計画のビフォーアフターをご紹介します。
■イメチェン成功!ニトリの「ジョイント磁器タイル」
部屋の中はリフォームをして新しくなったものの、ベランダは取れない汚れが目立ち、不満に思っていました。ベランダも部屋の一部として充実させることをあきらめきれず、模索していたところ発見したのが、「ニトリ」の「ジョイント磁器タイル アンティーク」。
シミではないのでご安心を。アンティーク好きには高級感を感じられる模様です。幅30.5㎝×奥行30.5㎝×高さ2.8㎝。ひとつひとつ重さがあるように感じます。(約2.2kg)
このタイルを組み合わせて置いていくだけで、イメージチェンジに成功!
Before:汚れと古さで暗い印象。
After:明るくグリーンも映えるベランダに大変身!白木のようなアンティークさが、建物に馴染んでいます。
■リビングから見える約2畳だけで満足。コストカットにも
わが家は角部屋のため、小さいものを合わせると、ベランダは3カ所。とても全部に敷くほどの予算と目的もない、ということで、リビングの掃き出しから見える、約2畳分のみに置いて、手間とコストをカットしました(もう一つは腰高窓)。
9枚セットを3ケース、プラス2枚の合計29枚 1万7,371円(タイルの金額)。
コストも含め、掃除を考えたときには、一部だけで十分だったと満足しています。このベランダは日当たりがいいこともあってか、底面の掃除は、約2年で意外に汚れていなかったため、まだしたことがありません!(笑)
配管やカーブのあるところは、タイルを置けないので、100均の人口芝を2枚重ねて芝生風に。カーブに沿ってカットしたりと調整しています。
■雨に濡れてもメンテナンスが楽チン、夏はひんやり快適
上階のベランダが屋根のようになっているため、雨が続いても水浸しになることはあまりなく、たまに水拭きをするくらいです。メンテナンスがとても楽チンで、長持ちしそうなところも嬉しいです。
表面は、ほんの少し加工がありますが、サラリとした触感で、素足で歩きたくなります。窓を開けるようになる暖かい季節から夏場、子どもたちもひんやりとするタイルの上で過ごすことが多いです。
あえてテーブル類は置かずに、植物のみで、ものは極力置かずにシンプルに。寝転べるセカンドリビングに変身しました。リビングつづきのベランダに、一部分だけでも手を加えると、空間の使い方の幅が広がり、暮らしが楽しくなることを実感しました。私も夫も、おやつを食べたり、月を眺めたり!息抜きを楽しんでいます。
(※マンションの規約を確認し、隣家との非常時避難通路の確保、排水まわりに支障がないように留意して配置しています。)
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ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーター 安尾香奈
HP: ニコズストーリー