おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。
一定の間隔で継続して同じ商品を届けてもらう『定期購入』サービス、みなさんは利用していますか? 買い物や在庫管理の手間を省くことができて便利なサービスですよね。
私も「省ける手間はできるだけ省きたい!」派なので定期購入を使っています。ただ、うまく使いこなせているかというと、ものによって使いこなせているものとそうでないものがありました。今回は定期購入で続いているものと続かなかったものについてご紹介します。
■うまくいっているもの:水、お米など
わが家はウォーターサーバーを使っていて、4週に1度、12Lのボトルが2個届きます。
ウォーターサーバーの水は備蓄用を兼ねているので、最低3個はストックするようにしています。夏場は減りが早いので、サーバーの水が減ってきたら「(次のボトルが届くまで)サーバーの水をあまり飲まないように」と子どもたちにお願いします(笑)。飲む量を調整することでストック量をキープできています。
ちなみにボトルの置き場所は玄関近くの収納と、2Fへの階段の上り口の2カ所に分けて置いています。
水の他にも、利用している生協で隔週でお米(5kg)が届くように設定しています。ストックはキッチンに置いてあるスツールの下に直置きです。
お米は若干少なめに頼んでいるので、早く減りそうになったらときどきもち麦を足して補っています。水・お米両方とも、消費量を調整することで定期購入がうまく回っています。
■うまくいかなかったもの:洗剤など
一方、以前は定期購入していたけれど今はやめてしまったものは、掃除用洗剤などの衛生用品。3年ほど前に買い物や在庫管理の手間を省こうと思い、ロハコの定期便(2021年3月サービス終了)を使ったことがありましたが、一年足らずでやめてしまいました。
やめた理由は、使い切れずに在庫がだんだんたまっていったから。
ロハコの定期便は配達頻度を調整できたんですが、「在庫があるから今月の配送はキャンセルしよう」と思っていても、注文変更期限までに手続きするのをうっかり忘れちゃうんです。システム上の問題ではなく、私個人の問題ですね……。
ストックの量を確認して、次も配達してもらうか休むかを決めて、配達休止の設定をする。配達休止の設定自体は簡単なのですが、そもそも「在庫があるかどうかを気にして、なければ購入する」という一連の流れを省けるのが定期購入の良さだったのに、結局、その良さを体感することができませんでした。
■定期購入しやすいものとそうでないものの違い
そこで、水やお米と違って衛生用品の定期購入はなんでうまくいかなかったんだろう?と考えてみました。
一番の違いは『一定期間あたりの消費量に波があるかどうか』。
消費量に波があるもの、たとえばしっかり掃除をしたいときに使うような効き目が強力な洗剤は、たくさん使う月もあればあまり減らない月もありました。
衛生用品に関しては、そのあたりのことをあまりよく考えずに購入頻度を設定したのが失敗でした。定期購入をやってみたい方は、まずは『使用頻度が高く、消費量に波がないもの』から始めると失敗が少なさそうです。衛生品だとトイレットペーパーやティッシュペーパーなどがいいかもしれませんね。
定期購入は家事の時短につながる便利なシステム。うまく使えなかったものは使う頻度や量をもう一度見直して、また定期購入にチャレンジしてみたいと思っています。
ストック品の持ち方についてはこちらにも:
・【狭小賃貸の整理収納】消耗品ストックはリストを作って「わが家の適正量」を楽チン管理
・【狭小賃貸の整理収納】ストック品の「わが家の適正量」、ステイホーム後にどう変化した?
・「マスクや除菌グッズ、買いすぎた!」ストックの持ち方と使い方を工夫してみました
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ライフオーガナイザー 吉川圭子
ブログ:整理収納手帖