おはようございます。
ライフオーガナイザーの岩崎 梢です。
わが家では、食器の一部をスチールラックにオープン収納しています。扉や引き出しを開ける手間がなく、調理中でもさっと取り出しやすくて便利です。
オープン収納を見て、よく聞かれるのが「ほこりが気にならない?」「金属と食器がぶつかるのが気にならない?」という質問。率直に答えると、「気になるけれど、気にならない」です。気になる方もいらっしゃると思いますが、私はあまり気にせず、多少のデメリットも〝薄目で見られる”タイプです。
とはいえ、自分なりのちょっとした気づかいをしています。オープン収納の疑問について、わが家なりの考え方でお答えします。
■疑問その1:ほこりはつくの?つかないの?
食器は、3カ所に分散収納しており、スチールラックには毎日、またはよく使う食器を収納しています。
>>>「食器棚」はありません?! 片づけのプロが実践する食器の分散収納とは?
これらの食器の一部は、料理を盛るだけではなく、調理道具としても活躍しています。調理中の具材を一時的に置いたり、調味料を混ぜ合わせたりといった、バットやボウルの役割です。
ほこりがつかないということはありませんが、毎日頻繁に使うからほこりがたまりにくいのではないかな?と思っています。おたまや菜箸などを出しっぱなしにしているのと同じ感覚です。
■疑問その2:ほこり対策はしているの?
よく使うものばかりとはいえ、その中にも使用頻度の違いはあるので、若干の対策をしています。
・コップなど、片手で持ちやすいものは裏返して置いています。
・立てかけたり、少数を重ねたり。一番前や上になるものを裏返して蓋の代わりにしています。
・大皿は数日使わないこともあるので、上に布巾をかけています。しばらくぶりに使うときには、軽く拭いたり洗ったりすることも。
■疑問その3:金属のラックに食器が当たるのは大丈夫?
スチールラックは棚板が金属の網状なので、「出し入れするとぶつかって割れそう」「音が気になる」という心配の声を聞きます。
確かに、そのまま使用するとすき間があるので不安定ですし、食器がぶつかるのは気になりますね。
その対策として
・出し入れしやすいよう、棚板の高さに余裕を持つようにしています。
・上段は、食器を奥に置くと取り出しにくいので、前後に置かず、横一列に並べています。
・棚板はアクリル板を敷いて平坦にして、
その上にすべり止めシートを敷いて衝撃を和らげる工夫をしています。
メーカーによっては、純正品のアクリル板やカバーシートを追加で購入できます。それらが無い場合、市販のアクリル板や、代用できるものを探して(たとえば、薄手の板、厚手のビニールシート、プラダン、コルクシートなど)、試してみるのもいいのではないでしょうか。
便利なスチールラックはあちこちで大活躍:
・クローゼットや押入れの収納力アップに便利!長く使えるスチールラックの選び方
・高さあり! 棚板なし! の吊り戸棚にダイソーのスチールラックを投入
・スチールラックを子ども用クローゼットにDIY! 毎朝の身支度や荷物の準備が“自分でできる”環境づくり
・大容量! 天井までのスチールラックをキッチンで使いこなす
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記