おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
洗濯をしたり、衣替えやサイズの見直しをしたりと、何かと手がかかる子どもたちの洋服。
洋服が好きなら、楽しいと思える時間なのかもしれませんが、子育てに追われている中では、そうは感じられず……。いつも、洋服に振り回わされている感覚がありました。負担に感じなくなった理由を振り返ってみると、「今」と「今以外」で分けたことがきっかけになっていました。
■子どもの着替えに便利な場所の収納スペースには限りがある
小学生の子どもたちが着替える場所は、ほぼリビング。そこで、身支度しやすいように収納場所もリビングの近くにしています。
子どもの洋服に負担を感じていたのは、まだ賃貸住まいだった頃のこと。今と同じように、リビング横の和室の押入れに子どもたちの洋服を収納していたので、子どもたちはスムーズに身支度していました。
現在と違うのは、子どもたちの洋服がすべてこの場所に集中していたこと。リビングやこの和室には、収納しておきたい普段使うものがたくさんあるはずなのに、シーズンオフの服・数年先まで出番のないお下がりの服などが占領していたのです。
押入れに入る衣装ケースの数も限られているので、引き出しの中はパンパン。洗濯した服をしまうときも大変な上に、子どもが洋服を出し入れするたびに、他の洋服が乱れてたたみ直し……。無駄に服を触っている時間が多かったんですよね。
■「今」に絞れば、洋服の数がぐんと少なくなって楽ちん
負担を感じなくなっている現在は、「今着る服」だけをリビングに、「それ以外」はファミリークローゼットにと分けて収納しています。
「今着る服」にフォーカスすると、普段着でひとり3〜4セットほど。カゴ一つ程度に収まります(上の写真は双子用なので2人分でカゴ2つです)。中の洋服がグチャっとなることもありますが、着る服ばかりで回転も早いので、そう気にならないのです。
ボックスの中にゆとりがあると、洗濯物を畳む余裕がなくても、ひとまず放り込んでおけるので、リビングに洗濯物が溜まることもなくなりました。
■今着るものを出してくるだけなら、衣替えも楽ちん
洋服を「今着る」「それ以外」で分けてからは、苦手だった衣替えも負担なくスムーズに。
たとえば、春から夏にかけて長袖から半袖に移行する時期。朝、カゴの中に半袖が入っていなければ、ファミリークローゼットから出して着ていきます。
着た半袖は、洗濯後に「今着る服」のほうにしまいます。それを繰り返していけば、何となく衣替えされているのです。カゴの中の長袖は、様子を見ながら「今以外の服」として、ファミリークローゼットに移動しています。「これはそろそろ着るかな?」「こっちはもう少し先まで必要かな?」など先を見越すことが苦手だったようで、「今」で判断する管理方法があっていたようです。
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある