おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。
以前友人宅にて、キッチンにある大きなパントリー(食品用の収納庫)を見たとき、「一目で在庫管理できると便利そう!」と感動しました。「ぜひ取り入れたい」と場所を探してみましたが、狭いわが家のキッチンでは一カ所にまとめるのは難しいと思いました。
そこで、キッチン以外の場所にも分散して食品を収納。一カ所一種類と決めると、わかりやすい食品ストックの場所ができました。
■食器棚の引き出しには“炭水化物”と“それ以外”
食器棚の引き出し2つを食品のストック専用としています。一つの引き出しには、、主に“炭水化物”(米、乾麺類)を入れています。ここを開くと主食になるものが一目でわかります。
隣の引き出しには、乾物、調味料、レトルト食品、缶詰、根菜類などを入れています。こちらは、一種類ではないのですが、“炭水化物以外”の大きなくくりで分けています。
上下の引き出しではなく、左右の引き出しに分けたことで、両方開けたときに一目瞭然で確認することができます。在庫を眺めながら「お餅とレトルトのお吸い物で、お雑煮ができるな」などと、メニューを決めることもよくあります。
■廊下収納には“お菓子”と“飲むもの”
キッチンから少し離れた廊下にある収納には、主に“お菓子”と“飲むもの”をストックしています。
「3COINS」で購入した「A4サイズBOX」の一つにはお菓子ばかり、もう一つには飲み物を入れています。
お菓子のボックスの中に紙袋で仕切り作り、ちょっとしたお礼などに渡す手土産のお菓子も入れています。この袋の中身は勝手に食べてはいけない暗黙のルールがあります(笑)。
まとめて箱で購入している炭酸水やジュースは、段ボールのまま収納しています。玄関に近い場所なので、重たい箱を部屋まで運ぶ手間が省けます。
■段ボールには、いざというときのための“安心”
廊下収納の一段は常に空けておき、頂き物などの一時置き場として使っていますが、昨年からのコロナ禍により、防災備蓄のためのスペースを端に作りました。
備蓄のために、普段購入していたラーメンを箱単位で購入し、その箱をそのまま利用しています。段ボールの中のスペースを少し空け、ラーメン以外の保存がきくものを入れました。お米は入らないので、段ボールの上に乗せています。
この段ボールの中も一種類のものではありませんが、“いざというときのため”のくくりで選んで入れています。
災害時以外にも、ごはんを作る気力が無い私の緊急時や、長期休暇の子どもたちだけのお昼ごはんとしても活躍する備蓄です。段ボールを開ける機会がときどき訪れるので、賞味期限のチェックにも繋がっています。
狭いわが家でも、分散収納と分類で一目瞭然の使いやすい自分流のパントリーができました。在庫チェックが簡単なので、購入するタイミングが分かりやすく満足しています。
食品のストックの収納方法はこちらも参考に:
・食品ロスをなくすパントリー収納。秘訣は“しっかり”と“ざっくり”の合わせ技にあった!
・「無印良品」の引き出しは食品ストックにも使える!レトルトやインスタントラーメンの収納にジャストサイズ
・食材は吊り戸棚にまとめて収納。「全部が見える」から使い忘れがありません
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ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち