おはようございます。
クローゼットオーガナイザーの柴田敦子です。
「たくさん食器を持っているのに、気づいたら同じものばかり使ってしまう」、そんな経験はありませんか? 私も以前は使いきれないほどの食器を持っていたのですが、結局、使うものはいつも同じ。思いきって少数精鋭にして、1軍と2軍で収納場所を分けたら、食事の準備や片づけが楽になりました。
■どれを合わせてもOK!テーブルコーデは考えない
4人家族のわが家の1軍食器は、大きめのお皿(直径21〜23㎝)が6枚と、中ぐらいのお皿(16〜17㎝)が8枚の合計14枚です。色違い、デザイン違いで2枚ずつ揃えているので、どれを組み合わせてもしっくりきます。
丈夫で使いやすく、どんな料理にも合わせやすいものばかりで、過去8回の引越しでも生き残った精鋭部隊です!
毎日の食卓は、1軍食器の中から1〜2枚と、ご飯茶碗と汁物用のお椀、あとは小皿か小鉢が付くワンパターンと決まっているので、迷うことなく準備ができます。
■毎日使う1軍は、ディッシュスタンドに立てて収納
1軍のお皿は、キッチンの引き出しの中段、いちばん取り出しやすい場所に収納。ここなら食洗機にかけたあと、一歩も動かずにしまうことができます。
以前は重ねていたのですが、下の皿が取り出しにくいため、ディッシュスタンド使うようになりました。使っているのは「cotogoto×家事問屋」のディッシュスタンド
です。
横幅が約26㎝で、皿9枚を並べられる「26」と、横幅17.5㎝で、皿6枚を並べられる「18」の2種類あり、わが家では、皿の数に合わせてひとつずつ購入して使っています。収納枚数が決まっていれば、むやみに増やせないので、ついつい衝動買いをしがちな私には、ちょうどいい抑止力になっています。
どちらも入る器のサイズは同じで、出番の多い6〜8寸(直径約18〜24㎝)の平皿が収まるサイズです。
ディッシュスタンドに収めたときに、お皿が「ガチッ」とはまる感覚が気持ちよく、安定感バッチリです。重ねて収納していたときに気になっていた、お皿どうしがカチャカチャぶつかる音が気になりません。きちんと並んで立つ姿は、見た目もスッキリで嬉しくなります。
■2軍の大皿は、ファイルケースに入れてパントリーに収納
使用頻度の低い大皿は、「無印良品」のポリプロピレンファイルボックス・ワイドに入れて、立てて収納しています。
月に数回使う、漆の大鉢や、揚げ物をしたときに使うホーローの大皿などを収納。高さが必要なので、パントリーの中、レンジの奥のデッドスペースに収納しています。
■毎食使うお椀は、乾かしながら見える収納
食器類は、なるべく食洗機が使える陶器を選んでいますが、お椀は漆のものを使っています。漆器は洗ったあとに乾燥が必要なため、キッチンの壁についている棚板で、乾かしついでに置きっぱなしにしています。
お椀は汁物だけでなく、鍋のときの取り皿として使ったり、お菓子や果物を入れたり、普段から頻繁に使います。普段は、「見える収納」より「しまう収納」が好きなのですが、見た目も気に入っている漆のお椀だけは、出しっぱなしOKの特別ルールです。
毎日ごはん時はバタバタで、今はテーブルコーディネートを楽しむ余裕はありませんが、「ラクならワンパターンでよし」と割り切っています。
食器の収納についてはこちらも参考に:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 柴田敦子
ブログ:クローゼットから整える 余白のある毎日