おはようございます。
ライフオーガナイザーの木村道子です。
今、年賀状のやり取りは減っていると言われていますが、私は年賀状が大好きです。なかなか会えない友人たちのことを考えながら、年賀状を準備する時間も、届いた年賀状を読むのも大切な時間です。
そのためか、「年賀状は捨てたくない!」と、結婚して11年、1枚も捨てることなく残してきました。かなりの量に増えた年賀状でしたが、「なぜ捨てられないのか」「どんなふうに見返しているか」を考えると、11年分の年賀状を1冊にまとめることができました。
■私が年賀状を捨てられない理由
連絡不精な私にとって、メッセージをやり取りする機会になる年賀状はとても大切です。結婚、出産、転職、子どもの成長……、SNSをしていない友人も多く、コロナで気軽に会えない今は、以前よりさらに、年賀状での近況報告が楽しみです!
また亡くなってしまった両親や伯父からのメッセージ。もらったときは何も思わなかったひとことや手書きの文字もあり、捨てることができません。
■11年分の年賀状をすべて見返し「処分したもの」
結婚して5年は、毎年「無印良品」のポリプロピレンフォト・ハガキホルダーを購入し1枚1枚保管していました。しかし、増えると保管場所を取るため、ずっとこの方法を続けるか悩み始め、その後は1年分を輪ゴムでまとめるだけになっていました。気づけば、悩み始めてから5年もそのままで放置していました……。
重い腰をあげて、すべての年賀状を見返すと、意外と「処分できるもの」もあることに気づきました。
まず、一緒に残してあった喪中はがき。その年の年賀状を準備する際に必要ですが、その後は不要。1年だけ取っておき、翌年の年賀状準備の際に処分することにしました。
そして、私の前職関係の年賀状。今ではすっかりやり取りがなくなった方や、形式的な年賀状は処分することにしました。心に残るメッセージがある年賀状や、今もお付き合いをしている方などは残します。
最後は、夫の仕事関係の年賀状です。私ほど年賀状に思い入れがない夫。今の職場では年賀状のやり取りがないため、仕事関係の年賀状は前職のものばかり。今はやり取りもありません。夫に確認すると、「全部処分して良い」とのことでした。
今回11年分、1,000枚近くの年賀状を見返し、300枚ほどの年賀状を処分しました。かかった時間は6時間……、なかなか大変でした。
■11年分の年賀状を1冊のハガキホルダーに
私が年賀状を見返すときに多い理由は、主に2つです。
・お祝いなどの関係で子どもの年齢や名前の漢字を確認するとき
・住所を調べたいとき
このことから、「アルバム」と「住所録」のイメージで年賀状を1冊にまとめることにしました。使用するのは、以前も使っていた「無印良品」のハガキホルダーです。
残す年賀状を人ごとに分け、さらに、親戚・先生・友人(中学・高校・大学・社会人・ママ友)とカテゴリーで分けて、順番に並べます。そして、同じ人から届いた年賀状を1つのポケットにまとめて入れます。多い人で10枚ありますが、1つのポケットにまとめて入れることができました。
「年賀状は捨てたくない」という思いが強く、1枚も処分せずに残してきましたが、量が増えるにつれて、ずっと頭の片隅に引っかかっていました。思いきって11年分の年賀状を見返し、「残したいもの」を選び「見返しやすい形」にすることができたので、新しい年賀状が増えていくことが今から楽しみです!
年賀状収納についてはこちらの記事も参考に:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 木村道子
ブログ :ナノハナニッキ