「何のために片づける?」「何から片づける?」片づけがもたらす効果は暮らすテーマがヒント

こんばんは。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

今年もあと数時間となりました。2021年を改めて振り返ってみると、「あ〜できなかった」と、思うことがたくさん頭に浮かびます(笑)。ただ、年代ごとの暮らしのテーマを持つようになってからは、暮らしは整えやすくなっています。そう、どんな時間を持つと、やりたい暮らしができるのか。大切にしたい暮らしのために片づけるようになってきました。

「何のために片づける?」「何から片づける?」片づけがもたらす効果は暮らすテーマがヒントでした

私の年代別暮らしの整え方テーマはこちら
・40代 子育て中心<子供ができるを増やす>
・50代 自分の暮らしを楽しむ<好きとやりたいを叶える>
・60代 社会貢献<地域に貢献できる>
今年を振り返り、50代の現在、優先したい暮らしのサブテーマ3つからやりたいこと、叶えたいことを整理してみました。

①「もう一度娘を」昔のことを懐かしむ母の笑顔

50歳を過ぎた私が、あえてもう一度「娘」をやろうと思ったきっかけは、2年前の「母の日テスト」です。

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「これからは、もっと母のことを知り、喜んでくれる時間のプレゼントに切り替えていこう」。2年前に故郷を訪ねてから、母にリクエストを聞くと「もう一度ここに行きたい」と呟くようになりました。コロナ渦で外出が制限されるなか、行ける場所、ときは限られましたが、母も80代です。元気なうちにと何度か出かけました。それは、50代のころ、時々行っていたホテルのラウンジのテラスや、これまで住んでいたところでした。

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思い出の場所へ行く道中は、故郷を背景にすると、母のことを知る会話が増え、私が知らなかった母のことをたくさん知ることができました。以前、「写真なんて残った人が困るだけ、もう捨てるのよ」と話していた母。私は、この言葉がとても寂しく感じたのです。でも、昔のことを話す母は笑顔(笑)。今は、そんな母の思い出を、1冊のアルバムにしてプレゼントするのが、来年の最初の目標です。「昔を懐かしむ時間のきっかけとなったら嬉しいな」、母を知る私へのプレゼントにもなりそうです。

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■②「もう一度お母さん」残る大学生活を楽しんでほしい

昨年から、子ども2人とも大学生活一人暮らしとなりました。私の子育てを振り返ると、家族のことはいつも後まわし。やるやる詐欺をたくさんしてきました(苦笑)。一緒に暮らしてきた18年、できなかったことばかり頭に浮かびます。

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そんななか、「今からでもできることはある」と開き直り、「応援できることは何?」と改めて考えてみました。オンライン授業が日常となっている大学生活だからこそ、毎日のごはんと部屋づくりは応援できそう。私自身もリモートでの仕事が増え、隙間時間を活用できるようになったのが「料理」でした。

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冷凍スキルを学んだこともあり、ちゃちゃっとご飯を作れるシステムができたのです。おかげで、子どもに「ごはん」を送ることができた2021年になりました(笑)。

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さらに、送った料理、食材で、できるメニューを添えて送ると、これが娘にヒットし、料理をもっとやろうと思ってくれたよう。来年は、メニューを増やし、「今からできるお母さんぶり」を楽しみたいと思っています。

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残る大学生活を楽しんで欲しい(笑)。

■③「身体のケアと予防」続けるための環境づくり

大切にしたい3つのテーマのなかでも、優先順位をあえていちばんにしたいのが、自分の身体のことです。加齢に伴う身体の変化が身に染みることが多い50代。私が健康でいることが、上記2つのサブテーマを叶える土台にもなります。だからこそ、今年続けている、毎日の散歩とYOU TUBEを見ながらのストレッチ習慣は、来年も続けていきたいと思っています。続けるためには、すぐできる環境を整えておくことがとても重要な私(苦笑)。

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すぐに取りかかることができる部屋、時間の確保、健康なメンタル、応援しあえる仲間を持つこと。自分の行動の特性を知った部屋、時間、心を片づける方法がわかると、続けることができる環境を作れる。そんな環境を整えるスキル「ライフオーガナイズ」。自分の身体の変化を受け止め、見直していきたいと思います。

私の片づけも実家の片づけも子どもの片づけも、暮らす人の応援ができる片づけができるようになってから、1年の満足度も高くなっているように思います。そう考えると、片づけは、私の人生のキングオブスキルですね(笑)。

来年も「3つの暮らしのサブテーマ」から、できることを見つけていきたいと思います。

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ライフオーガナイザー 秋山陽子
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