おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
出張が多い仕事などをされている方もいらっしゃいますが、“母親が何日も家を空けること”は、多くの方にとってハードルが高いことではないでしょうか?
とはいえ、子どもの付き添い入院や、親の介護など、母親が何日も家を空けざるをえないこともあるかもしれません。
先日、わたしも、長男の手術付き添いのため、夫、大学生の長女、小5の次男を残し、10日間留守にしました。わたしも、入院準備や各方面の手続き、仕事の調整などで、事前にゆっくりと留守中の家のことを準備している余裕はありません。さらに、術後の経過次第でわたしの付き添い期間も決まるという流動的なスケジュールで、いつ帰宅できるかもわからなかったので、きっちり事前に準備することも難しい状況でした。
それでも留守中に問題なく家がまわったのは、“ふだんから家族が少しでも家事に参加していたこと“が役に立ちました。
そんなわが家の“ふだんから家族がやっていてよかった家のこと”をご紹介します。
■やっていてよかった①夫とのスケジュール共有
夫は、毎日の帰宅時間がまちまちで、決まった家事を担当することは難しい状況です。そんな夫とは、スケジュールの共有をして、帰宅が早い日は「次男の習い事の送迎」をしてもらうことにしていました。
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今回は毎日なので、確認しやすいよう週間スケジュールを作って、冷蔵庫に貼っておきました。
ここに、ゴミ出しや宅配のスケジュールなど、「ふだんやっていなくて知らないけれど、留守期間中もやっていてほしいこと」を書き出して、家族に周知しました。
■やっていてよかった②長女の料理
長女は、アルバイトなどで家にいないことも多いのですが、在宅のときはなるべく夕飯づくりを依頼していました。
以前のわたしは、「家事は母親だけの仕事ではないし、家族も協力するのが当たり前」と思っていました。ですが、そんな気持ちで家事を押しつけてしまえば、お互い嫌な気持ちになります。そこで、「腰が痛い」「急ぎの仕事がある」などと理由をつけては、長女に夕飯づくりを依頼していました。この方法だと長女も気持ちよく引き受けてくれます。
おかげで今回の留守中も料理は任せられました。食材の手配は、いつもどおりの生協にスマホで手配しました。
>>>生協の個別配達が使える!「買い物時間の短縮」以外の3つの時短効果とは?
親子丼などのいくつかの定番料理は以前に教えていましたが、それ以外にも、冷蔵庫にある食材を見て、レシピアプリで材料検索をかけて、いろいろと作ってくれています。
■やっていてよかった③次男のお風呂掃除&配膳のセルフサービス
次男がずっと担当している家事が「お風呂掃除」です。留守中も、掃除をしてお湯をはるところまで、いつもどおりにしていました。
遅くまで仕事をしている夫や、アルバイトで遅くなる長女が疲れて帰ってきても、いつもどおりにお風呂に入れたことは快適だったようです。
その他、食事の配膳やあと片づけなども、ふだんからセルフサービスだったので、留守中も困ることなくできたようです。
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■時短家電が家族をサポート
ふだんから、わたしのラク家事のために、洗濯乾燥機、食洗機、ルンバ、ブラーバと、時短家電がフル稼働していました。
わたしの留守中、この時短家電が家族にとっても、強力な助っ人となりました。日頃から、母(わたし)の負担を減らす努力も大切だと感じました。
“家族の家事参加”というと、なんだかハードル高く感じてしまいますが、それぞれができる「日常に組み込めることや時間」に気づき、取り入れやすい方法にアレンジすることは、手軽な“家事参加”への一歩だと感じています。
“家事シェア”はこちらも参考に:
・毎日のお風呂掃除を夫と子どもにお任せ!お互いに気分よく家事シェアするコツ
・復職1年目のオーガナイズ~家事シェアと効率化で時間を味方につける編
・家事シェア立て直し大作戦! 少しの工夫で「ゴミ出し」当番をお願いしやすく
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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