ホットクックで楽ちん家事シェア! コツは「思い込み」を手放すことでした

おはようございます。
ライフオーガナイザーの濱名愛です。

「夫の帰りが遅いので、家事も子どもの世話も、自分でやるしかない!」、そう思って頑張る女性は多いと思います。私もその一人でした。わが家の場合は、夫婦ともに会社員時代は家事シェアがうまくいっていたのですが、二人とも自営業になったら、働き方の変化でバランスが崩れてしまいました。

お助け家電としてホットクックを導入してみたものの、実は、家事シェアを立て直すにはもう一山あって……。ホットクックの活用と、「思い込み」の手放しでうまくいった、濱名家のケースをご紹介します。

■少しでも楽をしたくて、ホットクックを購入したものの……

夫婦の働き方が変わってから、自宅での仕事の合間に、家事全般を自分一人で効率よく回すために、ホットクックを購入することにしました。材料を切って入れるだけなので、調理の時短に成功し、買って大正解でした。

ホットクックで楽ちん! 家事シェアのコツは、「思い込み」を手放すことでした

ところが、別の問題が発生! ホットクックで余裕ができた分、他の家事や仕事を昼間に集中してこなそうとするようになり、子どもが帰宅する夕方には疲れてへとへと。宿題や学校準備に付き合う間、イライラすることが増えてしまいました。

そんな様子を見るに見兼ねて、昼間は在宅で仕事をする夫が、仕事のすき間時間に夕食準備をすると申し出てくれました。けれども、私には「子どもの食事は自分で作りたい」「栄養バランスを自分で考えたい」という思いがあり、ためらいがありました。

とは言え、自分は一日フル稼働でいっぱいいっぱい。何かを手放さないと、毎日イライラ、疲労困憊なのは変わりません。夫に何を任せるのが良いかを考えてみたところ、スケジュールと夫の得意も考慮すると、夫が言うとおり昼間に夕食作りを任せるのがベストだとわかりました。

思い切って、「自分がやりたい」という気持ちを手放してみることにしました。

■任せてみたら、ホットクック調理は夫のほうが向いていた!

夫はもともと料理が得意。いざ任せてみると、仕事のすき間時間を計算して調理を進めるので、夫のほうがうまく夕食準備をこなしてくれました。

しかも、ホットクックの使い方が、私よりはるかにレベルが高かったんです。私は取扱説明書を見ずに、適当にスイッチを押すタイプで、夫は、説明書をすみずみまで読み、自分で応用を考えるタイプ。私より、夫のほうがはるかに使いこなしています。

ホットクックで楽ちん! 家事シェアのコツは、「思い込み」を手放すことでした

ただ、メニューを考えるのが面倒なときがあるので、そんなときは、子どもがリクエストしたり、私が食べたいもののレシピをスマホに送ります。誰もメニューを思いつかないときは、みんなが好きなカレーかミートソースパスタでOKという“楽に家事シェアするための暗黙のルール”もできました。どちらの料理も、ホットクックで超簡単にできるんです。

こうして、夫が料理担当になってくれたおかげで、私は昼間に仕事に集中できるようになり、夕方に子どもの宿題に付き合うときも、イライラがかなり減りました。そして、週末は私が作りたい料理を作り、夫との家事シェアもうまくいくように。

結果、家庭内のイライラが全体的に激減して、わが家に平和が訪れました。

■思えば、家事シェアが進まない原因は私の思い込みでした

こうして考えてみると、会社員時代も、実は「私がやらねば」と思っていたようです。自分の帰宅が遅いとき、夫が家事をやってくれていたのはとても助かりましたが、「本当は自分がやるべき」と思っていた気がします。

そして、自分が自宅で仕事を始めたときは、「食事を毎日作って、他の家事や子どものことも頑張ろう。通勤時間がない分、自由に時間を使えるし、できるはず!」と思っていました。

けれども、同じタイミングで子どもが小学生になり、宿題や学校準備を見る手間や時間が、想像以上にかかりました。結局、その負担が全部自分にきてしまったんです。

忙しい夫にも、頼めばやってくれることはいろいろあったはずなのですが、「自分でやらねば」という思い込みがありました。

ホットクックで楽ちん! 家事シェアのコツは、「思い込み」を手放すことでした

家事シェアで大切なのは、そんな自分の思い込みを手放すことだと気づきました。夫でも子どもでも、得意なことやできそうなことを、家族で相談しながら協力することも大切ですよね。

もし「自分がやらなきゃ」と思っていたら、思い込みを手放して、何を家族とシェアできるか考えたり、ご家族と話し合ってみてくださいね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

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ライフオーガナイザー 濱名 愛
HP:カタヅケシコウ 

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