おはようございます。
ライフオーガナイザーの中沢まみです。
この春の次女の進学により、もともと少なかったお弁当の頻度がさらに減りました。頻度が減ったとはいえ、お弁当箱は遠足や行事で必要なので、手放すわけにもいきません。これからの使用頻度を考えて、今のわが家にあった収納に見直すことにしました。
■お弁当箱の代わりに、何を収納したい?
見直す前のお弁当箱の収納場所は、キッチンです。メインの食器棚として使っているキッチンカウンターの扉の中でも、かがまずに取り出せる便利な場所に収納していました(収納ボックスは廃番品)。
「お弁当箱の場所が空いたら、何を置くと便利そうか?」を考えたときに、候補に上がったのが食品保存容器です。収納しているのは、シンク上の吊り戸棚の中。「無印良品」の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド・A4用ホワイトグレー」を使って収納していますが、一つのボックスの中でサイズが混ざったり、入れ子にしないと入らなかったり、合う蓋を探すのが負担になっていました。
お弁当箱の代わりに食品保存容器を使いやすい場所にしまうことにして、お弁当関連グッズについては、以下のように使用頻度に応じて3カ所に分けて収納することにしました。
①食器棚:よく使うもの
②吊り戸棚:ときどき使うもの
③パントリー:ほとんど使わないもの
■全部出して使用頻度で分ける
もともとパントリーに置いてあった「使用頻度が低いお弁当グッズ」も全部出して、使用頻度別に分けていきます。
成長とともに使わなくなったもの、買ったはいいけど使いこなせなかったものなど、もう使わないものが予想以上にたくさんありました。もう使わないものは手放し、一緒に使うものをジッパー袋などでグループ化しながら、使用頻度別にボックスや袋にまとめました。
■使うときのことを考えてグループごとに収納
いちばん使いやすい食器棚には、よく使うものだけを収納。毎日給食で使う箸箱は1段目の左端のボックスの手前に差し込んでいます。見直しを進めるうちに、大きな圧力鍋を手放せたので、さらに余白ができ、出しっぱなしだった粉ミルクやふきんも扉の中に収納できました。
息子のお弁当箱はよく使うといっても月に1度。いちばん下の段の左端に置いています。「ダイソー」の「積み重ね収納ボックス(深型)」の穴の部分に、「ダイソー」の「バスケット用仕切りL」を付けたことで、出し入れの際に倒れることなく快適です。
食品保存容器は、よく使う小さめサイズを1段目に、大きめサイズはいちばん下の段に置いています。蓋をはめたままゆったり収納することができ、出し入れしやすく快適になりました。
ときどき使う娘たちのお弁当箱と水筒、消耗品類を納めたファイルボックスは、吊り戸棚へ。ほとんど使わない大人用のお弁当箱とピクニック用の大きなお弁当箱は、保冷バッグにまとめて、パントリーの奥に収納しました。
「あまり使わなくなったもの」を見直したことがきっかけで、「よく使うもの」がとても使いやすくなり、キッチン全体がスッキリしました。今後急にお弁当が必要になるときも慌てず対応できそうです。
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ライフオーガナイザー 中沢まみ
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