おはようございます。
ライフオーガナイザーの木村道子です。
玄関やカーポートが狭いため、子どもたちの外遊びグッズを収納するスペースに困ります。公園へは車で行くことが多いので、準備が楽な「車に載せっぱなし」が常態化。しかし、モノが増えすぎて、必要なものをサッと取り出すことができないトランクを見るたび、罪悪感が……。
載せるモノを見直し、3つのルールを意識してみたら、「車に載せっぱなし」収納が、わが家にとってメリットしかないことに気づきました!
目次
■車に「載せっぱなし」収納のメリット
①収納スペースの確保
玄関も、カーポートも収納スペースがないわが家。狭い玄関には、モノをたくさん置きたくないため、へんしんバイク1台だけ置いています。その他、こまかい外遊びグッズの収納スペースに、車のトランクがぴったりでした。
玄関を出るとすぐのところに車があることが、狭小住宅の強み。必要なときにはすぐ取り出せるので、不便を感じることもありません。
②遊びに行くときの準備が楽
外遊びグッズ以外にも、ポップアップテントや折り畳み椅子・ピクニックシートも車に「載せっぱなし」です。
出かけるときの準備が楽なのはもちろん、外出中に思い立ってすぐに遊びに行けることも、嬉しいポイントの1つです。買い物に出かけて、あまりの天気の良さに、スーパーでお弁当を購入してそのまま公園へ……なんてことも、よくあります。
③もしものときにも安心
傘や防災グッズも、「載せっぱなし」です。
傘:大人用2本、子ども用1本(使わなくなったもの)
防災グッズ:500mlの水を2本、紙コップ、簡易トイレ、除菌シート、家族分のマスク予備、オムツ、お尻ふき、ごみ袋、バスタオル
防災グッズは、忘れ物や、お出かけ先での困ったときにも安心です。
■「載せっぱなし」収納を快適に維持するためのルール
メリットだらけの「載せっぱなし」収納ですが、以前はうまく管理できていませんでした。そこで、3つのルールを決めました。
①外遊びグッズは、透明バッグで「中身を見える」化
今までは、使わなくなったおもちゃなども「載せっぱなし」でした。全部出してみると、空気が抜けたボールや、空になったシャボン玉液などが混ざっていたことがわかりました。中が見えるバッグへの収納に変えたことで、不要なものに気づき、処分できるようになりました。
②取り出しやすく、種類別に分ける
ローラースケートにハマっている娘。それだけをサッと取り出せずに、イライラしていることがありました。また、砂場がない公園にも砂遊びセットも一緒に持って行って、無駄な荷物になることも。そこで、始めから3種類に分けておくことにしました。
・公園遊び道具(ボール・バット・縄跳び・フリスビーなど)
・砂遊びセット
・ローラースケート
家の前でローラースケートがしたいときも、車の中から、サッと取り出せるようになったと娘も喜んでくれました。
③一定のスペースは確保
へんしんバイクなど乗り物系のおもちゃは、トランクに載せるとかなりスペースを取ります。これを載せっぱなしにしていると、たくさん買い物をしたときも困りますし、整理されずモノが増えていく一因になっていると気づきました。
そこで、少し手間がかかりますが、乗り物系のおもちゃは毎回積み下ろしをすることに決めました。
「収納場所がないから」「公園に出かけるとき便利だから」と始めた「車に載せっぱなし」は、わが家にとても合っている方法でした。だからこそ、モノが増えたトランクを見るたび、後ろめたい気持ちになっても、辞めることはできませんでした。
今回、トランクを見直したことで、空間だけでなく、私の心の中までスッキリ!これからも、「わが家に合う」にこだわって、暮らしたいと思います。
お片づけのプロが、車に置いているものは?こちらの記事も参考に:
・車に何を置いておく? 車内にあると便利なこまごましたモノ3選と収納グッズ
・防災用品と備蓄は分散収納で安心を確保。リュックと自宅、そして車のトランクに
・エコバッグは車に収納でうっかり忘れなし!移動の面倒さはバトンリレー方式で解消
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ライフオーガナイザー 木村道子
ブログ :ナノハナニッキ