こんばんは。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
季節の変わり目に気が重くなるのが、布団の収納。布団の収納はかなりのスペースをとります。そのうえ、畳んだ敷布団と掛け布団のサイズが違うことも、収納を難しくしているようです。片づけのプロは、どんな工夫をしているのかを過去の記事からまとめてみました。
■大きな空間は、整理棚や突っ張り棒でスペースを区切る収納
かさばる布団の収納は、どうやら押し入れやクローゼットといった、高さや奥行きがある空間に決めている人がほとんど。その大きな空間をできるだけフル活用するために、重ねて積み上げる収納にしようと考える人も多いのではないでしょうか?
重ねて入れるだけでは、取り出すときに雪崩のように落ちてきたり、取り出したい布団が下の方にあると、それだけでストレスを感じてしまうこともあるようです。
対策の1つとして、大きな空間を区切る工夫をご紹介します。1つめは、棚を作ること。たとえば、押し入れ整理棚を使います。
もの選びにこだわりを持つライターの都築は、置きたい場所から理想の状態をイメージして選んだのが、「ニトリ」の押入れ整理棚。雪崩が起きる押入れの布団収納は、整理棚の設置で解決したそうです。
ライター都築の記事はこちら
>>>雪崩が起きる押入れの布団収納、「ニトリ」の押入れ整理棚で最小コストで解決しました!
家族4人分の掛け布団は、押し入れにラックを設置し収納しているのは、ライターの和田。「冬になれば掛け布団を収納している押入れはスカスカになります。もちろん、スカスカのままにしています」。冬の間、布団を入れるスペースとして確保しておくことで、収めるのも苦になりません。
掛け布団のみの収納でも、やはり棚ができると、出し入れは簡単にできるようです。
2つめは、突っ張り棒や突っ張り棚を使うパターンです。「ニトリ」の強力つっ張り棚Lを2つ取り付けて棚使いにしているのは、ライターの中矢。
さらに、この棚の上に布団を立てて収納することで、取り出しも簡単になったようです。
普段は使わない布団なので、突っ張り棒を横に突っ張らせ、布団が倒れてこないようにしています。
ライター中矢の記事はこちら
>>>出番が年に3、4回のお客様用布団は、IKEA・無印良品・ニトリで出し入れラクラク収納
押し入れに、布団を立てて収納し、さらに雪崩防止に突っ張り棒を使っているのは、元ライター原田。
この突っ張り棒があるだけで、左右どちらの布団も出し入れがスムーズになり、さらに立てることで、押入れの空間を上までフルに使い切ることができるようになったそう。掛け布団や枕をシーツで包んでセットにする工夫もしています。
元ライター原田の記事はこちら
>>>来客用布団の押入れ収納。突っ張り棒を縦に使えば、出し入れがスムーズに!
3つめは、フックを使うパターン。立てる布団収納でも横向きに立て、クローゼットに収納しているのは、ライターの佐藤。ベビーカーなどで利用されることの多い、ベルト付きのフックをポールに固定して使っているそう。
敷布団に巻いた布団干し用ベルトをフックに引っかけるだけで、安定感もあるようです。
ライター佐藤の記事はこちら
>>>クローゼットに布団収納 取り出しやすい&倒れにくい工夫でさらに便利に!
■膨らんでかさばる掛け布団は、形あるケースに収納する
掛け布団は、膨らむのでかさばり、畳み方にひと苦労されている方も多いのではないでしょうか?片づけのプロたちは、形あるケースに入れこむことで、収納スペースを活かしているようです。なかでも、多く使われていたのが、IKEAのSKUBBシリーズ。
元ライター中村は、まとまりにくいのが悩みだった布団も真四角にすっきりと収納することができたことから、思わぬところが収納スペースに使うことができたよう。
収納としてデザインされていないベッドのマットレス下の空きスペースが、収納スペースとなりました。小分けに収納できることで、意外な場所が収納スペースの候補になるかもしれませんね。
元ライター中村の記事はこちら
>>>布団収納の新定番?!IKEAの収納ケースで「出し入れしやすく・扱いやすく・美しい」を実現!
押し入れ整理収納棚に続き、もの選びにこだわりを持つ都築が選んだのは、「ニトリ」の「コンパクト収納タイプふとん収納バッグ フォーレス(S)」。リサーチする前に譲れない条件を決めておくことで、理想のケースに出会えたよう。
都築のように、理想の条件を書き出すことから始めると、収納用品も選びやすくなりそうです。
ライター都築の記事はこちら
>>>使いやすい布団収納を考えたら、「ニトリ」のコンパクトふとん収納バッグがぴったりでした!
■収納不足には「保管つき布団クリーニング」が便利!
冬に使う布団を夏の間だけ収める空間を確保するのが難しい方は、オフシーズンの布団の収納スペースを、保管つきの布団クリーニングに依頼するという方法もあるようです。
「押入れなし賃貸の布団収納の収納不足には便利です」というのは、ライターの三瓶。
衛生面においては、むしろ家よりも安心できるそう。宅配クリーニングなので、申し込み後に届く回収袋に布団を詰めて集荷をお願いするだけで簡単にできるそうです。
ライター三平の記事はこちら
>>>押入れなし賃貸の布団収納どうする? 収納不足には「保管つき布団クリーニング」が便利!
どうやら、布団を出しやすく、取り扱いを簡単にするには、大きなスペースを区切る収納を考えることに大きなヒントがあるようです。布団を洗う、干すといった大きな布団を移動させることが、年齢的にしんどいと思うことが増えてきた私も、布団の持ち方から見直しをしてみようと思います。
布団の収納に関する記事は合わせて【こちら】もご覧ください。
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ライフオーガナイザー 秋山陽子
ブログ : うちらしく暮らしやすく