おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
防災備蓄がなかなか進んでいなかったわが家。進まなかったのは、3つの壁があったからでした。壁とは、“自分・家族・モノ”の3つ。3回に分けて、一つずつ壁を越えて、準備を進めていった様子をレポートします。
今回は、1つめの壁、“自分”についてと、実際に備えた備蓄の内容をご紹介します。
■堂々巡りで進まない!“自分”の壁
備蓄の必要性は、10年以上前から感じていましたが、準備できていなかったのは、自分の中でいろんな考えが、堂々巡りしていたからです。
「用意するからには、必要なものをちゃんと揃えたい!」
「でも、夫は乗り気じゃないから、どうしよう」
「それに種類がたくさんあるけど、どう選べばいいんだろう」
整理してみると、課題は3つに分けられることがわかりました!1つめが、「揃えるならちゃんと調べなきゃ」と、ハードルを上げて余計に面倒臭くなっている、自分の問題。2つめは、防災にお金をかけることに、あまり理解のない家族の存在。3つめは、何をどのぐらい選ぶかというモノの問題です。
課題を整理したことで、完璧主義に陥って、身動きが取れずにいる自分が見えました。すると、「いつ起こるかわからないのが災害。まずなんでもいいから揃えることが優先!」と割り切ることができたのです。
動けずにいた、“自分”の壁を乗り越えられました。
■備蓄の背中をぐっと押した、ニュースとセール!
実は、備蓄に向き合うきっかけをくれたのは、5月に発表された、「首都直下地震による東京の被害想定見直し」のニュースでした。
その中で、「備蓄はできれば1週間程度を目安に」と呼びかけられていたのです。3日ならなんとかなると思っていた私は、各家庭に求められる備蓄量がぐっと増えていることに、一気に危機感が高まったのです。
ここに勢いをつけてくれたのが、大手サイトのスーパーセールです。この期間に買うと、一気にポイントがアップするので、お買い得で、期限も決まっているのが、いい後押しになると感じました。
そこで、「この期間に注文する」と決めて、一つずつ壁に向き合っていきました。
■3つの壁を乗り越え揃えた防災備蓄とは?
はじめてしっかりした量の防災備蓄を買うことになり、今回は3人家族の約5日分を目指しました。内容は、非常食の5年保存のおにぎり21個とパン6食分。7年保存のパン4食分です。
そして、ローリングストックして、日常的にも食べられるレトルト食品やお菓子など。
非常食で、2〜3日分、ローリングストックで2日分、合わせて約5日分です。これに加え、カセットコンロと無洗米5kgを用意しています。冷蔵庫の食品から食べたり、お米を炊いたりすれば、いざとなれば、1週間程度を過ごせる想定です。
この備蓄を揃えるまでには、【自分】の壁のほかに、あと2つの壁を乗り越える必要がありました。
次回は、2つめの壁。防災意識に温度差がある、“家族”の壁を乗り越えたお話をご紹介します。
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ライフオーガナイザー 都築クレア
ブログ : 「自分らしさ探究家」−自分らしさとこの世界の幸せな関係