おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
以前の記事で、わが家の子どもたちの学習コーナーについてご紹介しました。
>>>うちの子、リビング学習向き?不向き? タイプ別リビング学習スペースの作り方
あれから3年以上が経ち、子どもたちの成長や環境の変化に伴いそのスタイルも大きく変化しました。
その後の学習コーナーの移り変わりの様子をご紹介します。
■【姉・高校2年→大学3年】リビング学習から個室学習へ
大学受験まではリビング学習を続けていた姉。
2年半前に大学に入学したものの、ちょうどその年はオンライン授業がメインになってしまいました。授業となると、さすがにリビングでは集中しにくいということで、2階の個室を使うことにしました。
>>>空き部屋の物置化問題は、“いつか使うかもしれない部屋”を“いま使う”で解決!
学習机は、以前、わたしがワークデスクとして使っていたIKEAの「ベストー ブルシュ」を再利用しました。個室なので、収納は本人にまかせ、わたしはノータッチです。家具は机の他にはベッドのみで、デスクの横に造り付けのクローゼットがあります。
収納スぺ―スは3カ所、収納しているものはおおまかに以下のとおりです。
・デスクの引き出し……学用品
・部屋造り付けのクローゼット……服やコスメなどの雑貨、デスクに入らない学用品などふだん使うもの
・ベッド下引き出し収納……思い出のものなど、ふだんは使わないもの
■【弟・小学2年→小学6年】学習机の向きを変え、収納棚を増設
小学生の弟も、ここ数年の間に、学校から個別タブレットが配布されるなど、オンライン授業がたびたびありました。授業に集中できる環境は整えたいけれど、彼の性格的に、個室の自己管理はまだ難しそうです。
そこで、場所はそのままで、背面が壁になるよう机の向きを90度変更しました。授業中に家族の誰かが後ろを通ったりするのは、集中が途切れそうだと思ったからです。
前面に壁がなくなりましたが、布団収納ラックがちょうどいい目隠しになり、集中力は保てています。
>>>布団収納にもスチールラック!「収納」と「干す」がこれ1台で完結!
環境の変化以外にも、ボーイスカウトのキャンプ用品が増えたり、高学年になるにつれて学習用品が増えたりと、モノの量も変わってきました。そこで、スチールラックを増設して収納スペースも増やしました。
机のすぐ横のラックには、ランドセルや教科書などの学用品、習い事の道具、通学用のアウターなど、よく使う1軍のものを収納しています。その向かい側、ピアノの横のラックには、キャンプ用品などのかさばるもの、習字道具や絵具セットなど、学用品でもたまにしか出番がない2軍のものを収納しています。
ごちゃごちゃ感はありますが、“見える”かつ“ワンアクションでの出し入れ”であることは、本人が片づけられる条件なので、見た目よりも機能性を優先しています。
■家具は増やさない!必要なものは使いまわして再利用
環境の変化や、モノの量の変化があるごとに、使いやすいようアップデートしてきました。でも、予算にもスペースにも限りがあります。いちいち家具を購入するわけにもいかないので、新たに使いたい家具があれば、他の場所の収納などを見直して、家にある家具を使いまわすようにしています。
姉の机は、以前、わたしがワークデスクとして使っていたものです。
当時はダイニングテーブルの後ろに置いて使っていましたが、ダイニングテーブルを大きいものに買い替えて、仕事もそこでできるようにしたので、学習机として再利用しました。
弟のスペースに増設したスチールラックは、2階の物置部屋でアルバムや写真などを収納していました。それらは整理して別のスペースに収納し、既存のラックも一緒に組み替えてこちらで再利用しています。
一度整った学習環境も、本人の成長や環境の変化により、使いにくくなってくることも珍しくありません。コストや労力をかけずに、快適な学習環境を維持できるよう、こまめなアップデートは必要だなと感じています。
“子どもの学習コーナー”はこちらも参考に:
・リビング学習派の中学生、ワークスペースを3カ所確保すればダイニングが散らからない
・【リビング学習3年目のリニューアル・前編】遊ぶ・学ぶのバランスが変わったら模様替えのチャンス?!
・【リビング学習?それとも個室?】子どもの学習環境には3つのパターンがあった!(片づけ収納ドットコムまとめ)
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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