おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
「ここにマグネット収納があるといいな」と思っても、磁石がつかない場所だからと諦めていませんか? わが家では、3つのパターンで欲しい場所にマグネットがつくようにしています。
簡単なやり方から、しっかりと固定する方法まで、マグネット収納の作り方についてご紹介します。
■方法1:棚と壁の間にブックエンドを差し込む
いちばん簡単な方法は、ブックエンドを使うこと。ブックエンドを上下逆さにひっくり返して、上の棚と壁の隙間から出すだけです。
この場所は簡易掲示板として、マグネットクリップで挟んだ「あとで見ないといけない書類」を留めてあります。
壁と棚板に隙間がある場所なら、どこでもマグネットボードを作ることができます。どれくらいの耐荷重があるのか、試しに1kgほどのバッグを掛けてみると……
かなり強力なマグネットフック(直径32mm、水平方向の耐荷重6kgのもの)を使えば、滑り落ちてくることはありませんでした。
■方法2:スチール定規を両面テープで貼り付ける
次に簡易的なのは、スチール定規を使うこと。わが家では、キッチンカウンターの側面に、スチール定規(表面に黒のマステを貼ったもの)を強力両面テープで貼り付けています(下地にマスキングテープを貼って保護)。
詳しい取り付け方はこちらの記事:
>>>300円で簡単DIY! 提出忘れを防ぐ書類管理のベスポジ、マグネット掲示板の作り方
スチール定規にマグネットで貼っているのは、クリアファイルです。中身は、子どもたちが毎日学校に持っていく「健康観察カード」。朝、用意をしているときには、たいていキッチンに立っているので、さっと手が届きやすい場所なのです。
ファイルには、100円ショップで購入した直径13mmのネオジウム磁石をテープで貼りつけてあります。
使い勝手を優先しているので、正直、見た目は好きではありません。だからこそのマグネット!簡単に外せるので、来客時や長期休みのときには外しています。
このマグネット収納の強度は、貼り付けている両面テープ次第。使うものによってはテープが剥がれて定規が落ちてしまいます。
わが家では、この場所とは別に、窓枠に強力接着剤で貼り付けたスチール定規があります(色を合わせるために白のマステを表面に貼っています)。
試しに1kgほどのバッグを一晩引っかけてみました。強力なマグネットフック(直径32mm、水平方向の耐荷重6kgのもの)を使っていますが、落ちてきませんでしたよ。
■方法3:マグネットバーをビスで固定する
重いものをかけたいときは、やはり、壁にビスで固定する方法が確実です。わが家で使っているのは「IKEA」のマグネット包丁ホルダー HULTARP フルタルプ(38CM) 。洗面所の入り口、幅39cmの壁に取り付けています。
フックではなく、あえてマグネットバーを取り付けたのは、そのときどきで使いたいマグネットグッズを変えたかったからです。
「IKEA」フルタルプは、つけ外しがしやすいように内側の上下に細い磁石が入っています。ところが、マグネットフックをつけるには強度が足りず、フック自体が落ちてしまいます。そこで、スチール定規を表面にペタッ(色を合わせるため黒のマステを表面に貼っています)。この一手間で、マグネットフックがしっかりとつくようになりました。
紹介した3つのマグネット収納。簡易的なものでも、一度作ってしまえば、長く使うことができるので重宝しています。
マグネット収納についての記事はこちら:
・ペタッと簡単!デッドスペースを有効活用できる、「ダイソー」のマグネットを使った側面収納
・自転車の鍵がなくならない!! 近づけるだけでピタッとくっつくマグネット収納
・セリアの「マグネット付D型フック」で、毎日の洗濯をよりスムーズに!便利な3つの使い方
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある