「キッチンの設備でお金をかけるなら換気扇!」を実感。コストアップしても買いたい換気扇とは 

おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。

クライアントさんとショールームでキッチン選びをしていると、次々と紹介されるオプション設備。全部採用できたらいいけど、予算の都合でそうもいかないことが多いですよね。

その中で「どれを優先したらいいと思いますか?」と尋ねられたら、「まずはお掃除しやすい換気扇がオススメです」と、伝えています。

「キッチンの設備でお金をかけるなら換気扇!」を実感。コストアップしても買いたい換気扇とは 

実際にわが家でも採用して、「やっぱりこの換気扇を選んで正解だった」と、感じた理由についてまとめてみました。

■日常のフィルター掃除は5分で完了

住宅設備メーカー「トクラス」のキッチンで選べるこの換気扇は、フィルターが2カ所についています。日常のお手入れは、この2つを外して洗うだけ。

本当は月に1回くらいは洗うといいのですが、数カ月さぼっていたので、汚れがいつもより多めについていました。そこで、スプレータイプの食器用洗剤を振りかけて数分置いてみました。

「キッチンの設備でお金をかけるなら換気扇!」を実感。コストアップしても買いたい換気扇とは 

そのあと、水で流しながらスポンジで軽くこするだけで、スッキリときれいになりました。

■「大掃除がおおっくうだな」と思わせない掃除のしやすさ

年に一度の大掃除も、以前使っていた一般的な換気扇に比べると、手間が格段に楽になりました。大掃除のときも、工具などは使わず、すべて手で取り外すことができます。

取り外せるパーツはフィルター以外に4つあります。

・整流板
・オイルトレー
・フードカバー
・シロッコファン

整流板は大きいので、カウンターの上で電解アルカリ洗浄水をかけて、マイクロファイバークロスで拭き取ります。そのほかのパーツは、フィルターと同じようにスプレータイプの食器用洗剤をかけてしばらく置いたのち、軽くこするだけで油汚れが落ちました。

「キッチンの設備でお金をかけるなら換気扇!」を実感。コストアップしても買いたい換気扇とは 

以前使っていたシロッコファンは、酸素系漂白剤を溶かしたお湯に30分以上つけ置いてから、ガシガシとこすって洗うという工程でした。それと比べると、驚くほど簡単に終わります。

■すべてを元に戻すまでかかった時間は30分

洗ったパーツを乾かしている間に、本体の拭き掃除もします。整流板の拭き取り掃除をするときに使った、電解アルカリ洗浄水を、ここでも使います。

「キッチンの設備でお金をかけるなら換気扇!」を実感。コストアップしても買いたい換気扇とは 

電解アルカリ洗浄水は、赤ちゃんのおもちゃを掃除するのにも使えるほど安全なのに、汚れを落とす力もしっかりある優れもの。食べ物を扱うキッチン周りの掃除に、いつも使っています。

拭き取りが終わって、すべてのパーツを戻すまでにかかった時間は30分ほどでした。

わが家が選んだキッチン換気扇は定価で16万8,800円(税別)。従来型の換気扇だと10万5,000円(税別)です。掃除がラクになったことを考えると、このコストアップでもお釣りがくるくらいだと感じています。

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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
HP:NIGI一級建築士事務所

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