おはようございます。
ライフオーガナイザーの瀬川歩です。
階段下収納が片づかない状態で1カ月が過ぎました。入りきらないものが扉の外に積み上がり、リビングが徐々に狭くなってきました。そこで、収納の仕組みを作り直すことに。前回は、現状の不満点や理想の条件を書き出したところまでをお伝えしました。
>>>シンデレラフィットが壊れた!階段下収納を自由に動かせる仕組みに変える(前編)
今回は、階段下収納の中をすべて出し、仕組みを作り直した様子をお伝えします。
■階段下収納の中のものをすべて出す
最初に、階段下収納の中にあるものをすべて出します。奥のものまですべてを出すのは、10年ぶりです。
中には、防災用品、紙類のストック、衛生用品などがあります。この他に段ボールなどの資源ゴミも置いています。
■使用頻度にあわせ、奥から収納する
次に、収納家具を配置し、出したものを収めていきます。
使用頻度の低い防災用品は、いちばん奥にある棚へ収納します。棚にすべての防災用品を集めることで在庫管理が楽になります。その隣には、シンデレラフィットしている壊れた段ボールを置きました。代わりの収納用品が見つかるまで残しておく予定です。
手前には、「IKEA」の「ロースコグワゴン」を2台配置しました。ティッシュペーパーやトイレットペーパー、マスクなどのストック品を家族がすぐ手に取れるよう収納します。
ストック品を1カ所に集めることで、在庫管理がしやすく余計な買いだめを防ぐことができました。また、ワゴンなので、向きを変えたり移動させたり、自由自在に変えることができます。
壁面収納は、突っ張り棒から有孔ボードに変更しました。「IKEA」の「スコーディス」を左右の壁に設置し、向かって左側の有孔ボードには掃除道具を。右側には子どもの帽子やマイバッグを吊り下げました。
暗くて中のものが見えにくかったので、照明器具も追加しました。照明は「IKEA」の「ラムスタ」を選びました。電池式で、ライト部分を押すことで点灯します。これで、中のものがよく見えるようになりました。
■完成後は使いやすさを確認しながら
今回、10年ぶりに仕組みを見直したことで、どこになにを収納しているのかがすぐわかるようになりました。そして、在庫管理がとても楽になりました。家族が簡単に手に取れるか、資源ごみがどのくらい入るかなど、今後も様子を見ていきたいと思います。
片づかなくなり放置した結果、家事に時間がかかる、奥のものが取れず困ることが多々ありました。いちばん困ったことは、心の状態でした。常に片づけなければと焦り、その焦りはイライラとなりました。空間と心はつながっていると再確認することができました。
階段下収納はこちらの記事も参考に:
・使いづらい階段下収納は、フル活用より出し入れしやすいことを優先するのがコツ
・使いづらい階段下収納は、使いやすさの度合いでエリアを区切って収納方法を変える!
・【階段下収納】無印良品のオープン型ラックで“見える化”すると使いやすい
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ライフオーガナイザー 瀬川歩
HP:葉っぱのおと〜自分らしく暮らしを楽しむ