2日目も盛りだくさん！JALO2022カンファレンスレポート（後編）

高原

おはようございます。
日本ライフオーガナイザー協会代表理事の髙原真由美です。
昨日に引き続き、2022年12月に広島で開催された日本ライフオーガナイザー協会カンファレンス（年次総会）のレポートをお伝えします。

2日目は海外とオンラインで接続し、同時通訳を用いたリアルタイムで行われるセミナーからスタート。

アメリカ在住のベテランオーガナイザーであるシーラ・デルソン氏からは「バーチャルオーガナイズプログラムイントロダクション」というタイトルで講演いただきました。

2011年に福岡で開催されたカンファレンスに続き、2019年に東京で開催されたカンファレンスにも再度来日。三回目の登壇となる今回は「プロのオーガナイザーのためのバーチャル（オンライン）オーガナイズトレーニングプログラム」の導入部分をレクチャーいただきました。オンラインサポートという手法も欠かせなくなった昨今、ライフオーガナイザーにとって必須の内容です。

海外より二人目の登壇者は、カナダ在住のキャロリン・コールドウェル氏。

CLOプログラムの一環として、「実録：健康状態の衰え、能力の低下、CD状態についての考察」を講演いただきました。メンタルヘルスを含め、クライアントの健康状態が悪化する中でライフオーガナイザーが直面する状況について、キャロリン氏の経験からのケーススタディは、高齢化がすすむ日本でも欠かせないと思われる内容の講演でした。

こちらも久しぶり！となったのは、次年度カンファレンス開催地の紹介タイム。

2023年の開催地は名古屋。日本の中心である中部在住のメンバーからのアピールタイムです。前日に「JALO SDGs AWARDS」でグランプリを受賞した服部ひとみさん作のリカちゃんからも、ぜひ来てね！という声が聞こえてきそう?!

午後はさまざまなプロジェクトの発表が続きます。
まずは、『シニア生活環境オーガナイザー資格取得者活動レポート』。

体操？発表？
シニア生活環境オーガナイザー（SLeO）考案の体操です。ちょうどランチタイム後ということもあり、眠気覚ましにピッタリでした。

さらに、資格取得後、どのような活動を行っているのかを個々に発表。

左上より：プログラムディレクター吉本とも子理事、松尾真琴さん（神奈川県）、鶴崎佳世さん（福岡県）、佐藤たまきさん（宮城県）、宮本ちかこさん（大阪府）、尾上今日子さん（鳥取県）

続いては『実際どうなの？下請けオーガナイズ業務カジタクキャストのリアルなオシゴト事情』。

JALOが2017年より提携を行い、アクティア株式会社様を通じて片づけサービスをお客様に提供している「カジタク片付け名人プレミアム」。実際にキャストとして活動しているメンバーに、その実情をセキララに語っていただきました。

左上より：小泉あすかさん（神奈川県）、橋本智子さん（大阪府）、滝口明子さん（東京都）、中村和美さん（大阪府）

そして、私が今回のカンファレンスで一番楽しみにしていたと言っても過言ではない？！スペシャルプログラム。
『「魔法のリノベ」著者星崎真紀先生（オンライン登壇）に漫画制作やドラマの裏側、長く漫画家を続けてこられた秘訣などアレやコレやを聞きまくり？！特別座談会』

2022年7月期に放送された月10ドラマ「魔法のリノベ」著者である星崎真紀先生をお迎えし、広島県で活躍するライフオーガナイザーたちとともに根掘り葉掘りいろんなお話を伺いました。諸事情により星崎先生のお顔はお出しできないのですが、コミックで描かれているとおり不思議なほどライフオーガナイズを熟知されており、もちろん大盛り上がり！とても充実した時間となりました。

座談会登壇者：秋山陽子さん、木原ことのさん、南方佐知子さん、きづきともこさん（広島県）

カンファレンスの締めくくりは、本部講師の渡邊奈都子さんによるカンファレンス総まとめプログラム。
クロージングキーノート『ウェルビーイングな片づけが地球を救う！〜ライフオーガナイズがウェルビーイングな片づけ方である理由』

JALO協会ウェブサイトのトップページに、ライフオーガナイズは「人」が主役のウェルビーイングな片づけ法と掲載していますが、このお題をもとにさまざまな側面からライフオーガナイズがもっと広まったらどうなる？ということについて参加者同士でシェア。家族内の平和から世界平和まで、最後はとてもスケールの大きいお話に！ライフオーガナイズの可能性は無限大だと再確認しました。