「いつのまにか」使いづらくなった収納スペース。原因を突き止めてリバウンド防止

おはようございます。
ライフオーガナイザー金田友美です。

最初は使いやすく、どこになにがあるかもわかっていたのに、いつのまにか魔宮化してしまった場所はありませんか? わが家の場合は、廊下にある1畳ほどの収納スペースです。備蓄品や、季節のものなどをしまっておく場所と決めていました。

ところが、ざっくりしすぎた収納計画だったたため、引っ越しして1年たった今、非常に使いづらくなってしまいました。

この1年で「なぜ」使いづらくなったのか?「どう」片づけて、使いやすくなったのか? 魔宮と化した収納スペースのビフォアーアフターを紹介します。

「いつのまにか」使いづらくなった収納スペース。原因を突き止めてリバウンド防止

■魔宮化の原因は、「とりあえず」の積み重ねだった!

引っ越し先の実家のマンションには、旧居にはなかった1畳ほどの廊下収納があります。収納スペースが増えることに油断してしまったのが、魔宮化したそもそもの原因です。さらに、

・実家の荷物のうち、行き場がなかった掃除機や食器をとりあえず廊下収納に戻してしまった。
・紙袋類を、無計画にとっておいたため、気がついたらスペースを圧迫していた。
・空いたスペースに、こまごましたものをとりあえず詰めこんでしまった。
・詰め込みすぎで、使いたいものがすぐに出せなくなってしまった。

など、無計画に「とりあえず」しまいこんでしまうことが原因でした。

「いつのまにか」使いづらくなった収納スペース。原因を突き止めてリバウンド防止

けれども、原因さえわかればきっと解決するはず。今度こそ使いやすい収納スペースにするべく、計画を立てて、片づけに取りかかることにしました。

■全部出して、使っているものだけを戻す

廊下収納には、使用頻度が高くないものを収めると決めていました。さらに、何がどこにあるか一目でわかる、ものを出しやすくしまいやすい場所にするために、さっそく片づけ開始です。

そのためにやることは、

1、全部出す
2、使っているものだけを選ぶ
3、選んだものだけを戻す

の3ステップです。

最初のステップ「全部出す」は、正直、非常に面倒です。けれど、全部出さないと、何が入っていたか確認することはできません。

実は、片づけきれなかった実家の荷物は、ほとんどのものがもとから廊下収納に入っていたものでした。「引っ越しのときに全部出していれば、魔宮化を防げたかもしれない」と後悔しているので、全部の荷物を出しました。

「いつのまにか」使いづらくなった収納スペース。原因を突き止めてリバウンド防止

次に、今使っているものだけを選ぶ作業です。季節のものや、ストック用品、工具・防災用品など、最初に決めたとおり、毎日ではないけれど、明確に使うことが決まっているものを選び出しました。

「いつのまにか」使いづらくなった収納スペース。原因を突き止めてリバウンド防止

さらに、多すぎる紙袋類、予備のコード類などは量を減らし、掃除用品は、まとめて洗面所の棚へ移動しました。

■使いやすさを意識した配置と、ゆとりある空間で魔宮化脱出

廊下収納に戻すものが決まったので、次は場所決めです。3段に分かれているので、

上段は、身長156cmの私が多少出しにくくても問題ないよう、ふだんは使わないものを収納しました。中段は、いちばん目に入りやすいので、家族全員が使うものを収めることにしました。下段は、重い水のストック、バラバラに隙間に突っ込んでいた防災用品をまとめて、いざというときすぐに取り出せるようにしました。

さらに、使っていなかった掃除機と、グラス類はリサイクル業者に手放しました。かかった時間は約2時間でした。スッキリして、ものの出し入れがずいぶんと楽になりました。

「いつのまにか」使いづらくなった収納スペース。原因を突き止めてリバウンド防止

空いたスペースには、別の場所で保管していたスーツケースを収納する予定です。ほかにもギッチリものを詰め込みたくなる衝動をグッと堪えて、今後の生活のために、そのままにしておこうと思います。

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ライフオーガナイザー 金田友美
ブログ : it’s cozyわたしのすきなくらしかた

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