おはようございます。
ライフオーガナイザーの松林奈萌子です。
どんなに好きな洋服でも、自分の適量を超えるとストレスを感じてしまいませんか?「たくさん収納できるから」と、クローゼットが広ければ広いほど良いわけではありません。
わが家は、建築士さんにオーダーする際に、マワハンガー70本を基準にマイクローゼットの計画をしました。
■ハンガー数から決めたクローゼット幅
10年ほど前にマワハンガーを導入し、長らく愛用しています。
① カラーバリエーションが豊富で好みの白色があったこと
② 掛けた洋服がすべりにくいこと
③ ハンガーネックは回らないが角度が定まるので並べた時に美しいこと
という点が、愛用している理由です。
現在は、「エコノミック40ホワイト」を70本、「クリップ30ホワイト」を10本所持していますが、これらすべてを使用して洋服をズラリとかけていると、スペースを圧迫していなくても、少し多過ぎて気持ち的にしんどくなることに気づきました。
そこで、少し減らした70本を適量とし、この数を軸に建築士さんとクローゼット計画をしていきました。 ハンガー1本あたり2cm幅が最低でも必要と考えると、70本×2cm=140cm、さらにコートなどは厚みがあるので+αをし、他の部屋との兼ね合いから175cm幅と決まりました。
■着丈から決めたハンガーパイプの高さと段数
幅が決まれば、次に必要なのがパイプの高さと段数です。
気に入って着ている洋服の傾向を振り返ってみたところ、
・講師時はワンピース+ジャケット
・片づけ作業時は黒パンツ+白カットソー
・プライベート、学校訪問時はワンピースやロングスカート
丈の短いものより、ワンピースやロングスカートなど、着丈の長いものが多いとわかりました。加えて、自身の身長が167cmということから、パイプは170cm位置に1段のみとしました。
■たたむ服から決めたチェストの引き出し数
70本のハンガーにかけている洋服は、オンシーズンのみではなく、オフシーズンのワンピースやロングスカートやアウターなども含まれています。その中でも畳むことが可能なオフシーズンの洋服は、畳んでチェスト1段へ入れています。
それ以外に、パジャマ+スポーツウェアで1段、ファーマフラーや手袋など冬用小物で1段、アクセサリーで1段と決め、チェストも高さが高過ぎない4段のものを取り入れました。
自分の適量と着丈を軸に計画したことで、使いやすい幅と高さのクローゼットが完成しました。収納スペースを不必要に大きく取り過ぎないことで、その他の居住空間を有効に使うことができています。
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ライフオーガナイザー 松林奈萌子
HP:子どもが帰りたい家は子どもが伸びる家「知的好奇心を育む片づけと仕組み作り」