40代の子育て期から50代ひとり暮らしの現在まで!10年以上、役立っている片づけのアイデア3選

おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

子育てしていた40代の頃は、「子どもができることを少しでも増やしたい」という想いで、家を片づけていました。子どもが巣立ち、ひとり暮らしが始まった50代の今は、すっかり自分優先。「暮らしを楽しむ」ことを大切に、住まいを整えるようになりました。

けれども、「子どものために」と考えた片づけの工夫の多くが、今でも大活躍しています。これまでに、片づけ収納ドットコムでご紹介したアイデアのなかから、3つの工夫をご紹介します。

40代「子どもができる」、50代「暮らしを楽しむ」、整えるテーマ変更後も重宝している3つのこと

■ 印鑑は靴箱の内扉にケースごと貼り付け

1つ目は、玄関の印鑑収納です。留守中に子どもが宅配を受け取れるように、印鑑の置き場所を決めたい。でも、当時、玄関だけでも見栄え良くしたい思いが強く、見える場所には置きたくないと思っていました。「出し入れがスムーズで、迷わない場所はどこだろう」。思いついたのが、玄関の収納の内扉でした。

40代「子どもができる」、50代「暮らしを楽しむ」、整えるテーマ変更後も重宝している3つのこと

100均で買ったケース付きシャチハタ印鑑を、ケースに両面テープを貼り付け、取りつけただけのもの。左手で扉を少し開ければ右手で上から取り出すことができるように、ケースの蓋は使っていません。10年以上経ちますが、テープが剥がれ落ちることもなく、印鑑もそのまま使うことができています。

40代「子どもができる」、50代「暮らしを楽しむ」、整えるテーマ変更後も重宝している3つのこと

ワンアクションで取り出すことができ、戻すのも簡単。子ども目線で考えたことが、今ではとても重宝する置き場所になっています。今は、玄関棚上も飾って楽しむ場所になっています。

過去の記事
>>>ハンコ1つの置き場所から、吊るす収納のマイルールができました

■ 目立たず、持ち運びやすい小さなゴミ箱

2つ目は、ゴミ箱です。リビングダイニングのわが家のゴミ箱は、犬を飼っていたこともあり、キッチンの奥に1箇所のみ。すると、子どもたちは机の上に、お菓子を食べたときのパッケージ、勉強しながら鼻をかんだティッシュ……。これらのゴミを、「あとからキッチンにあるゴミ箱に捨てよう」と机の上にまとめて置くのです。見ているとイライラしてしまい、準備したのが、高さ15cmほどの小さなゴミ箱でした。

「ゴミ箱まで運ぶのが面倒」で放置しがちなゴミは、“銭湯の桶”方式の持ち運びゴミ箱で解決!!

今では、リモートの仕事が増え、気分転換に部屋のいろんな場所でパソコンを持って移動するのですが、この小さなゴミ箱が大活躍。当時と変わらず、使う場所に小さなゴミ箱を持っていって、使い終わったら中のゴミを捨てて元の位置に戻す、“銭湯の桶”方式にしています。ゴミ箱の置き場所も今も変わらず、キッチンとリビング・ダイニングの中間です。

40代「子どもができる」、50代「暮らしを楽しむ」、整えるテーマ変更後も重宝している3つのこと

目立たないように、柱の後に2つ置いています。

40代「子どもができる」、50代「暮らしを楽しむ」、整えるテーマ変更後も重宝している3つのこと

友人達が来てくつろぐティータイムでも、ダイニングの上に持ち運び、ゴミ箱として重宝しています。そうそう、この大きさがコンパクトでとても使いやすく、目立たないことも気に入り、今では、洗面台上、仕事机の後ろの棚にも置くようになりました。

40代「子どもができる」、50代「暮らしを楽しむ」、整えるテーマ変更後も重宝している3つのこと

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>>>「ゴミ箱まで運ぶのが面倒」で放置しがちなゴミは、“銭湯の桶”方式の持ち運びゴミ箱で解決!!

■ 1年中、活躍するリビングのハンガーラック

3つ目は、リビングのハンガーラックです。わが家はクローゼットのある部屋に冷暖房が付いていないので、夏冬、子どもたちはリビングに洋服を持ち運び、着替えていました。すると、リビングに洋服がたまり、ソファの上やダイニングの椅子に置かれたまま..…。床の上にそのまま置いてあることもありました。何とかしようと考えたのが、リビングにラックを置くことでした。

リビングのハンガーラックを使って、洗濯後の収納は家族みんなでラクな道

見た目重視で選んだラックは、今でもこの場所で大活躍。今は、来客のコートかけや、季節で好きなものをかけて楽しんでいます。

40代「子どもができる」、50代「暮らしを楽しむ」、整えるテーマ変更後も重宝している3つのこと

過去の記事
・リビングのハンガーラックを使って、洗濯後の収納は家族みんなでラクな道
>>>「とりあえず置き」のマフラーも、進化すれば「片づく仕組み」!

子育て時代は、子どもができるようにと思う整え方と、見た目重視できれいに見られたいという思いが、葛藤していたときもありましたが、片づけの目的を意識することで、優先順位をつけることができました。あの頃が懐かしく思います。

子育て時代からライフスタイルの変化に関する収納はこちら:
・小学生〜大人になっても学習机を使い続ける方法。成長と暮らしの変化に合わせたカスタマイズ
・子どもが巣立ったら見直しを。使いやすい収納スペースに入れるもので暮らしが変わる

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 秋山陽子
ブログ : うちらしく暮らしやすく

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