おはようございます。
ライフオーガナイザーの田宮 絵理です。
娘が通う保育園は、フードや紐、レース、リボンは避けるようにと案内や注意喚起があります。わが家では、子どもの服はトップスとボトムスの2つのカテゴリーで収納していたのですが、夫や子どもが服を選ぶと好きな服を選んでしまい、保育園に着ていけないと慌てて着替えなおすことも。
そこで、「登園する日」と「お休みの日」、さらに「ハレの日」と3つに服を分けて収納場所を決めると、誰でも楽に子どもの服を選べるようになりました。
■登園する日の服は子どもが取りやすい場所に収納
わが家の子ども服は、着る人別に4段のチェストに収納しています。5歳の娘が取り出しやすい引き出しの位置を確認すると、上から2段目でした。そこに、登園する日に着ても良い服だけを入れると、娘は好きな服を自分で選んで取り出すことができるようになりました。
「保育園の日は上から2つめの引き出しから選んでね」と声かけをしているので、ラベリングは不要です。娘が服を選びたくない日は、夫が2段目の引き出しから服を取り出してくれます。
娘が次に使いやすい上から3段目の引き出しには、下着と靴下、一番下の引き出しにはパジャマを収納しています。どちらも一人で選んで取り出してくれます。
■お休みの日に着る服は大人が選びやすい場所に収納
お休みの日は、私がTPOに合わせて服を選ぶことが多く、大人が取り出しやすい高さにある一番上の引き出しに休日用の服を収納しています。「一番上の引き出しはお休みに着る服だよ」と声かけをしています。
娘の身長では引き出しの中の服が見えづらいので、登園する日に間違えて引き出しを開けて服を選ぶことはありません。お休みの日にどうしても着たい服があるときだけ、自分で出して着てもいいかを確認してくれます。休日に子どもが服を自分で選びたいと言うときは、大人が一緒に選ぶようにしています。
■ハレの日の服はクローゼットで保管する
入学式や卒園式、発表会で着る服やドレスは、私の衣類を収納しているウォークインクローゼットで保管しています。シワや変色しないよう丁寧に扱いたい服は、大人が管理して、ふだんは子どもが触れないようにしています。
以前、娘たちが二人で遊んでいるときに、ドレスを見つけて着てしまうことがあり、破ったり汚したりしないか心配でしたが、今では着てしまうことはありません。ウォークインクローゼットは、子どもたちの服を収納しているチェストから離れた場所にあるため、服を選ぶときには視界に入らず、着たいと言い出すこともなくなりました。
着る日で服を分けて収納するだけで、慌ただしい朝の子どもの服選びが楽になりました。服の収納場所が決まっていると、子どもが自分で洗濯物を片づけられるようになり、登園する日の服を片づけたり、選んで出せると嬉しそうにしています。
子どもの片づけに関する記事はこちらにも:
・子どもの「自分でできる」を応援するために、片づけで気をつけている3つのこと
・子どもが片づけてくれない!ならば最小限のゆる片づけで。押さえておきたい3つのポイント
・子どもの洋服はどこにしまう? 答えは“子どもの行動に合わせた”分散収納でした
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ライフオーガナイザー 田宮 絵理
HP:働くママが「楽しく楽に」なるお片づけTammy the Organize