「着ていないけど手放せない服」どうしてる? タンスの肥やしにしないための行動3選

おはようございます。
クローゼットオーガナイザー、元アパレル店長の柴田敦子です。

お客さまのお宅へクローゼットの片づけに伺うと、「着ていないけど手放せない服」が必ず出てきます。たとえば、数回着ただけのスーツ、友人の結婚式で着たワンピースなど。傾向を見ると、「着用回数の少ない、ちょっといい服」が多いように思います。

せっかく持っている洋服をタンスの肥やしにするのはもったいないですよね。「着ていないけど手放せない服」を「ちょっと着てみようかな……」と思えるような、洋服を活かすためのアイデアを3つお伝えします。

「着ていないけど手放せない服」どうしてる? タンスの肥やしにしないための行動3選

■合わせる服がなくて着ていない!は、合う服を探す

私自身も、「着ていないけど手放せない」と感じる洋服がありました。なぜ着ていないのか?を、深掘りしてみると、うまく使えない洋服は、コーディネートが難しいと感じる服でした。

たとえば、デザイン性のあるカーディガン。手持ち服はカジュアルな服が多く、なかなか合う服がありません。そこで、ぴったり合う洋服をピンポイントで購入したところ、着る機会が増えました。

「着ていないけど手放せない服」どうしてる? タンスの肥やしにしないための行動3選

合わせる洋服は、同じブランドのものを選ぶと失敗が減ります。いつもカジュアル一辺倒だったコーディネートの幅が広がったようにも感じられました。

お客さまのお宅では、手放せない服がスーツの場合、ボトムだけでも使えるように、手持ち服のトップスと合わせてコーディネートをご提案。クローゼットの見える場所に収納する方法もお伝えしています。

■着る機会がなくて着ていない!はイベントを企画する

子育て中のママは、繊細な素材の洋服やカチッとした洋服を、「せっかく持っているのに着ていく場所がない」と感じることはありませんか? 私も毎日子どもと公園に行く生活のとき、シルクのスカートやウールのパンツなどを着る機会がありませんでした。

そんなとき、「この服を着てどこへ行きたいか?」を考えてみます。女子会を企画したり、記念日の食事を企画したり、あえて着る機会を作ると楽しくなりました。

「着ていないけど手放せない服」どうしてる? タンスの肥やしにしないための行動3選

洋服だけでなく、ブランドバッグもタンスの肥やしになりがちです。以前、ブランドバッグが手放せないお客さまに、「イベントを企画する」をご提案したら、「ちょうど、友人とホテルのモーニングに行こう!と約束していたのを思い出しました」と、さっそくお出かけを楽しまれていました。

■好きだけどしっくりこなくて着ていない!は、家で着てみる

「色も柄も好き。でもなんだかしっくりこない……」。そんな好きだからこそ手放せない服というのもありますよね。私の場合は、ボーダーのTシャツがそれにあたります。若いころは大好きだったボーダーが、なんだかしっくりこない今日この頃です。

「着ていないけど手放せない服」どうしてる? タンスの肥やしにしないための行動3選

そんな服は、家で着てみて、着心地、顔映り、ふとした瞬間に鏡に映る自分を見てどう思うか?を客観的に判断します。「案外いける!」となれば着られるし、「やっぱり着たくない」となれば潔く手放せます。

「着ていないけど手放せない服」は、まずは積極的に着てみることで、タンスの肥やしゼロを目指したいと思っています。

タンスの肥やしを作らないコツについてはこちらも参考に:
こんな服はもう買わない!タンスの肥やしにしないための買い物のコツ5選
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ライフオーガナイザー 柴田敦子
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