おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
災害時の充電の備えとして持っているモバイルバッテリー。数日はまかなえるものの、停電が長く続く状況には不安もあります。
そこで購入したのが、太陽光でも充電ができるバッテリー「Jackery ポータブル電源 400」と、太陽光発電ができるソーラーパネル「Jackery SolarSaga 60」です。
いざというときに使えるように、子どもたちと決めたのは、ふだんからスマホやタブレット類はすべてポータブル電源のみで充電すること。
日常使いを始めて3シーズン。魅力的なところ、悩ましいことについてご紹介します。
※ソーラーパネル 「Jackery SolarSaga 60」は2023年8月現在は生産終了となっていますが、「ポータブル電源 Jackery 400」とセット販売されています。
「Jackery Solar Generator 400 ポータブル電源 ソーラーパネル セット」
※2023年8月現在の情報です。
■南向きのベランダでどのくらい発電する?
わが家のベランダは南に面していて、お昼頃の数時間だけ、隣接する3階の建物の影になります。ソーラーパネルを太陽側に向ける・向けないで発電量が変わってくるので、たくさん充電したいときは、午前・午後でパネルの向きを変える一手間がかかってしまいます。
快晴のときは、1日で30〜40%の充電が可能。満たんの403Whまでは、最低3日が必要といったところでしょうか。逆に、曇りが続く日ではほぼ充電は期待できません。
私が住む名古屋市は年間を通して晴れが多いとはいえ、梅雨時期、秋冬の雨続きのときのモバイル充電対策を、改めて考えるきっかけになりました。
■モバイル機器の充電は十分まかなえる
モバイル機器を充電するときには、1台あたり10〜15Wほど使います。「Jackery」のサイトにも「ノートパソコン(30W)なら約5回、携帯電話(18W MAX)が約22回充電」可能と書かれているだけあって、晴れの日にソーラーパネルで発電することができれば、モバイル機器(スマホ2台・学習用タブレット2台)の充電は十分まかなえます。
さらに、パススルー充電ができるのも嬉しいポイントです。パススルー充電とは、バッテリーに入力した電力をデバイスへ優先的に給電する機能のこと。たとえバッテリー残量が1%だとしても、ソーラーパネルで20W発電できれば、15Wのスマホが充電できるのです。
バッテリーの残量がなくても、スマホ程度なら太陽光発電で充電できる。この安心感は私にとっては大きいです。
ちなみに、モバイル機器類の充電だけではもったいない!と、サーキュレーター(ボルネード 660-JP)に充電したこともあります。バッテリーが100%のときで2〜3時間ほどの連続稼働ができました。
■定位置を決めたら配線も一緒に収納
「Jackery ポータブル電源 400」は、「Jackery」のポータブル電源の中でも小さめのタイプ。そこで、子どもたちの学習用タブレットを収納しているワゴンの一部を空けて、置き場所を作りました。
さらに、一緒に使う充電ケーブルは、さっと使えるように、ワゴンにつけたマグネットフックにかけてあります。見えていれば、「ある・ない」も一目瞭然。リビングではソファーに座っていることが多いので、死角になるワゴンの裏側に引っ掛ければ、ごちゃつきも気になりません。
非常時のために普段使いするようになったポータブル電源。使い始めるまでは、「それぞれの機器が何W使うか?」なんて意識したことがありませんでした。
今では、よく使う機器の消費W数もチェックするようになったので、バッテリー残量が少ないときでも、何をどのくらい充電するのか?バランスを考えながら使えるようになりました。
電気の備えに関する記事はこちらにも:
・非常用だけでなく日常的に使う「ポータブル電源」は本当に必要?購入までに想定した4つのこと
・非常用ライトはもしものときの想定シーンで選ぶ。就寝時・入浴中・移動用3つの安心を確保しよう
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある