畳半分しかない狭い玄関をスッキリ使いたい！収納のアイデア3選

おはようございます。
ライフオーガナイザーの浦中礼子です。

家族3人で暮らすわが家は、賃貸2LDK（約55㎡）の集合住宅。玄関は、大きめの靴箱があるものの、畳半分ほどの広さしかありません。それでも、「狭くてもスッキリとした玄関から、気持ちよく出かけたい！」という思いから、工夫している3つのことをご紹介します。

■「収納スペース＝持てる数」と決める

わが家の靴箱のサイズは、幅77×奥行31×高さ222cm（上の扉50cm＋下の扉172cm）です。上の扉の中には、季節外のブーツや使う頻度の低いものを、メインで使う下の扉の中には、靴と外出時に使うものを収納しています。

他に靴をしまえるスペースがないわが家では、「靴はこの中に入る数だけ」と決めて、新しい靴を購入するなら古いものと入れ替え制に（1イン1アウト）。

靴の数を収納スペースに合わせるとなると、家族の協力が必要ですが、わが家では靴へのこだわりがなかったため、すんなり取り入れられました。しかも、少しゆとりができるくらいに収まったので、見た目スッキリ、取り出しやすくて、靴箱内が乱れにくく感じています。

靴箱に入っているものには、すべて定位置を作っています。

最上段は、自転車用のヘルメット置き場（もう1つ増える分のスペースも確保済み）。2段目からは、家族の背の高さ順に、夫→私→娘（小4）と2段ずつ使って靴を収納しました。

右の扉が開けやすいので、よく履く靴は右側に、左側には靴以外のものを。左下の傘立てスペースには、子どものスポーツ道具がピッタリ収まっています。

靴箱に入りきらなかったものは、玄関ドアや壁に吊るすことにしました。やりすぎると出かけるときに邪魔になるので、数は少なめに。日傘や靴ベラをマグネットフックでドアに吊り下げ、雨傘はマグネット式の傘立てをドアに張って立てました。

ドアと反対側の壁には、ほうきとチリトリのセットを押しピンで引っかけています。

靴箱にしまえたほうがスッキリするだろうけれど、出しているおかげで良いこともありました。ドアに傘があるので、出かけるときに持って行きやすくなったり、ほうきとチリトリがパッと取れるので、気軽に掃除できるようになったり。面倒くさがりの私には合っていたようです。

靴の数を収納スペースに合わせたことで、狭い玄関でも、思った以上にスッキリ使えるようになりました。狭い家だと、つい「収納スペースが足りない！」とマイナスにとらえがちですが、「今ある収納に入るように、持ち物を選ぼう」と前向きに考えたら、気持ちが楽になったように感じています。

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